エアコンのないわが家では、暑くなると玄関や茶の間のガラス戸を開ける。と、庭からスズメバチやアシナガバチ、アマガエル、アゲハチョウ、時にはスズメ、野良ネコが入り込む。
なかでも季節のバロメーターは蚊だ。最初にチクリとやられた日を記録してきたら、5月20日が多かった。今年は20日を過ぎたが、まだ刺されていない。日中はヤブ蚊、夜はイエ蚊。注意していると、先週末からブンブンやり始めた。
日曜日(5月25日)、初めて蚊取り線香を焚いた=写真。去年の残りなので使っているが、ほんとうはのどを刺激しない別の蚊取り線香がほしい。
植物の開花日、鳥・虫の初鳴日や初見日など、“生物季節暦”に興味がある。「初物ジャーナリズム」につかっていたせいだろう。春は梅の開花に始まり、桜の開花、ウグイスの初鳴、ツバメの初見ときて、5月にはオオヨシキリの初鳴、ホトトギスの初鳴をメモする。
カッコウは、ホトトギスより早く現れるが、この30年ほどの間に鳴き声を聞いたのは2、3回しかない。
そういえば――。しょっちゅう車で夏井川の堤防を通る。もうとっくにオオヨシキリがさえずっていいはずだが、まだ耳にしていない。ホトトギスも、まだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿