あらかた稲刈りは終わった。イノシシが刈り田に現れても直接的な被害はなくなった。が、イノシシ出没の話が後を絶たない。きのう(10月18日)は朝と夜、4人からイノシシ情報を得た。
神谷公民館まつりがきのう、きょうと開かれている。初日早朝、公民館利用者や区長、民生委員らが出て、テント張りなどをした。阿武隈高地の東端、小さな丘に囲まれた行政区の区長さんが一服のときにつぶやいた。「今朝、箱ワナにイノシシがかかっていた」
講習会を受講して狩猟免許を取った住民がいる。それで箱ワナを仕掛けることができたのだが、ワナにかかればかかったで、成仏させるまでが大変だという。大きいイノシシは暴れ方が並みではない。
きのうはそのあと、いわき地域学會の第300回市民講座が開かれ、夜は講師を囲んで打ち上げが行われた。その席での話。南に小丘が延びる内郷の市街地で、土地を借りて家庭菜園をやっていたが、大根の苗がほじくり返された。前にも違う野菜が同じようにダメにされた。荒らし方からしてイノシシではないかという。
それで思い出したのが、小川の丘陵地にあるいわき市立草野心平記念文学館の大根畑だ。先日訪ねたら、施設前の畑の周りに電気柵が張りめぐらされていた=写真。イノシシは大根を狙うのか、地中のミミズを狙うのか。
打ち上げに同席した仲間は、平北神谷でも普通にイノシシが現れるという。帰宅すると、平上平窪でイノシシが現れたという話を地元の人がしていたと、カミサンが教えてくれた。なんだか人間の世界がイノシシに包囲されたような感じだなぁ。
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