2009年8月8日土曜日

トイレに雨が降る


きのう(8月7日)の夕方、いわき地方を雷雨が襲った。暦の上では立秋。もう梅雨は終わってほしいな――。初めは雨を眺めてカメラを向ける余裕があった=写真。だんだん雨脚が強くなった。窓を閉めなくては。1階の西向きの窓から少し雨が吹き込んでいた。

およそ30分後。トイレに入ろうとしたら、天井から雨が降っている。水たまりまでできていた。ここも夕立だ。すぐ2階に上がってみると、テラスがプールになっていた、水抜き口が2カ所ある。それがごみでふさがっていたのだ。

はだしになって、傘をさして、ごみを取る。一つはすぐ水が抜けた。もう一つは雨樋の中まで詰まっていた。棒で水抜き口からガシャガシャやる。雨樋に穴が開いた。水が滝のようにこぼれ出した。

〈やっちゃった〉。笑って言うと、カミサンが複雑な表情になった。〈どうするの〉と横目が言っている。「M君に頼むよ」。大工職のM君は中学校の同級生だ。同じ阿武隈高地の出身。すぐ近くに住んでいる。わが家のホームドクターでもある。夏井川渓谷にある無量庵の台所や出窓などは、彼に頼んで直してもらった。

トイレは前から、台風が来たり、横なぐりの雨が降ったりすると、少し雨漏りがした。原因はテラスの水抜き口だったのだろう。それが詰まっているとは思いもよらなかった。

雨樋の通りが良くなった以上、これから雨漏りはないだろうが、それでもあるとすればテラスの防水工事が手抜きだったことになる。しかし、アフターケアをしてくれるはずの業者は倒産して存在しない。結局、M君頼りだ。すぐ様子を見に来てよ、である。

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