「シン・白菜漬け」なんて言ってみる。この冬3回目の白菜漬け=写真、いや正確には新しい食べ方のことだ。
白菜はカミサンのいとこがつくった。去年(2025年)に続いて今年も1月初旬に大きな白菜が2玉届いた。
この大玉を、地中海の塩(南イタリアのプーリア州産)を使って漬けたことを、1月26日付のブログに書いた。味は抜群だった。冬だから甘いのは当然だが、いつもの白菜漬けよりは滋味がある。
水が上がってしんなりするとすぐ2切れをいとこに進呈した。夜、いとこから電話がかかってきた。「白菜漬けを食べながら酒を飲んでいる」
これにはびっくりした。ご飯のおかずではない。いや、それもあるのだろうが、酒のつまみにもしているという。考えもしなかった食べ方だ。
甘みと滋味。その秘訣は? 米ぬかなどを利用した「ぼかし肥料」を使っている。米ぬかはカミサンの実家(元米屋)から調達したそうだ。
私もさっそく、白菜漬けを晩酌のつまみにしてみた。塩は地中海産だからミネラル分が豊富なのはわかる。それが上乗せされても、なかなかいける。
すでに数年前から白菜に振る塩を抑え気味にしている。新鮮な白菜を選ぶようにしているので、甕に漬け込むとすぐ水が上がる。
それはいいのだが、塩分が少ない分、水の表面が早く産膜酵母に覆われる。そうなると白菜漬けの酸化が進み、早い段階から古漬けのような味になる。
好みの味は人それぞれ。私は、浅漬かりの白菜漬けを好む。目安は甕の水が澄んでいるかどうかだ。
この若い白菜漬けを試食して「よし」と判断できたので、出来立てをいとこに持って行った。
確かにこの段階では、酸味はない。歯ごたえがいい。甘みと滋味が広がって塩味もそう感じなかった。酒のつまみとしても食べられる。
しかし、やはりである。漬け込んでから丸12日過ぎた2月2日に薄く白い膜が現れた。それでも8日あたりまでは酒のつまみになった。
漬け込んでから間もなく1カ月を迎える2月18日は、白菜の残りも少なくなり、酸味も強まった。
こうなると味を中和しないといけない。1切れ1切れは大きい。甕から出すと2等分して、1つはそのまま、もう1つは「キムチの素」をまぶして「白菜キムチ」にした。
キムチの素で酸味を包む。すると、やや甘辛の白菜漬けになる。1粒ならぬ1切れで2度おいしい作戦だが、これだって老夫婦2人だけでは量が限られる。
まだ2月下旬。4月まであと2回は白菜を調達して漬け込む。しかし、いとこがつくったような滋味豊かな白菜はどこにある?
白菜漬けを晩酌のつまみにすることを知ってからは、やはり滋味豊かな白菜がほしい。どこでそれが調達できるか、悩ましい問題だ。
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