2009年10月26日月曜日

紅葉が早い


土曜日の夜、久しぶりに夏井川渓谷(いわき市小川町)で過ごした。用事もなかったので、午後3時すぎには無量庵に着いた。無量庵の隣は地権者・Sさんの肝いりで展望台になった。目の前に紅葉が広がっている。紅葉見物のマイカーが入れ替わり立ち替わりやって来た。

週末は、Sさんがハウスの前で塩漬けのフキやワラビ、ゼンマイなどを売る。地元のおばちゃんらが春に採った山菜だ。「先週あたりから人が来るようになった。きょう(土曜日)も結構、多かった。『いわき』ナンバーより『宮城』『水戸』ナンバーが目立った」とSさん。

いわきでは、秋のイベントが花盛り。平の市街地では土・日と「街なかコンサート」が開かれた。里山の石森山でも同じ日程でフラワーセンターのオータムフェスティバルが開かれた。山里・三和町では「三和の里フェスティバル」、ミナト・小名浜では豪華客船「飛鳥Ⅱ」を迎えての「いわき大物産展」。そして、日曜日・二ツ箭山秋祭り。

ほかに、私の知らないイベントもあっただろう。これが、良くも悪くもいわきらしいところ。市域が広いから、あちこちで同じ日にイベントを企画する。当然、人がばらける。紅葉どころではない。

一夜明けた25日(日曜日)は、行楽客が来る前に畑の草引きをした。草木灰を取るために剪定木や刈り草を焼却しようかとも思ったが、時間がかかりそうなのでよした。行楽客をけむに巻くわけにはいかないから。

その行楽客が次々にやって来た=写真。展望台で紅葉を撮影し、紅葉をバックに記念写真を撮る。ケータイは老若男女をカメラマンにする。

今年の紅葉はなぜか早い。Sさんは「10日は早いようだ」という。確かにそれは実感できる。いつもの年より早くツツジの葉が赤くなり出した。ツツジに続いて別の広葉樹、そしてカエデも一部、紅葉が始まった。

土曜の夜には初めてこたつのスイッチを入れ、石油ストーブも焚いた。もうそういう時期に入ったのだ。

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