マスメディアによると、①島根県で11月初め、飛来したコハクチョウのふんから鳥インフルエンザウイルスが検出されたので、ふん採取地点から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した②宮城県が11月19日、伊豆沼でオオハクチョウ1羽が死んで見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出た、と発表した。
2008年秋以来、ハクチョウが飛来すると、ひとまず鳥インフルを意識するようになった。この秋も、近づきながら距離を保って(実際には近づくと離れていく)観察している=写真。
当時、夏井川の下流(平・塩~中神谷)で毎日、Mさんが残留コハクチョウにえさをやっていた(今、どうしているだろう)。
その年の晩春、十和田湖畔や北海道の野付半島、サロマ湖畔で、北帰行途中のハクチョウが死んで見つかり、鳥インフルエンザウイルスが検出された。秋に再び飛来すると、市役所の職員から「えさをやらないでほしい」と言われたそうだ。鳥インフルを警戒しての要請だが、Mさんは断った。「こっちも命がけでえさをやってんだ」。夏井川白鳥を守る会はえさやりを中止した。
鳥インフルへの対処法は、①死んでいる鳥や衰弱している鳥には素手で触らない②鳥の排泄物に触れたら手洗い・うがいをする③フンを踏んだら念のために靴底を洗う――などだ。
毎朝7~8時にわが家の上空をハクチョウが鳴きながら通過する。平・中平窪の夏井川を拠点に、下流の塩~中神谷、上流の小川町・三島でもハクチョウが羽を休めるようになった。例年より少し警戒しながらウオッチングを続けよう。
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