2026年4月18日土曜日

春の朝のルーティン

                              
   4月に入ると、日によっては朝、ストーブなしでも寒さを感じなくなった。気温が上がれば春の朝のルーティンが始まる。

朝食後、庭で歯を磨きながら、地面に目を凝らす。ヤブガラシがあちこちから赤い芽を出す。

このつる性植物を放置すると、そばの生け垣に絡みつき、葉を茂らせて本体の光合成を阻害する。

今年(2026年)はこのルーティンを5日に始めた。赤芽は毎日10本以上引っこ抜く。それでも次々に現れる。

面白いことに、車を止めるスペースには出てこない。つるを巻きつけるには木が必要だ。駐車スペースにはそれがない。

ヤブガラシは地下茎で増える。それで絶えず樹木の有無を探りながら、地下茎をのばしているのだろうか。

根本的な解決策は地下茎の除去しかないという。しかし、そこまでやるには体力が要る

とりあえずは芽生えを摘み取り、生け垣に絡みついたものはそのつど除去する。見落としていて、花まで咲かせたものはもうあきらめるしかない。

ヤブガラシと同じように、地下茎で増えるものがある。ミョウガだ。ミョウガは、春に現れるのをミョウガタケ、初秋にできる花穂をミョウガの子という。どちらも汁の実や薬味にする。

このミョウガタケを、4月11日に今年(2026年)初めて確認した=写真。ヤブガラシのようにあちこちに現れるというわけではない。

毎年決まったエリアから茎をのばす。日ごとに数を増やし、5日後には7本を確認した。

丈はまだ2センチ、あるいは5センチくらい。最初に見つけたものは8センチほどになった。これが10センチ超になったら根元からカットして、刻んで汁の実にする。

もう一つ、生け垣のマサキの新芽を食害するミノウスバの幼虫もチェックする。そろそろ発生しているかも――。思い立って15日夕方、家の東側の生け垣を見ると、3カ所で葉が食害されていた。

柄の長い鎌で葉をこすると幼虫がバラバラ糸を引いて垂れさがった。まだ4月中旬だというのに、すでに散開している。

私は春の朝のルーティンと、ときどきのミノウスバ除去を合わせて、大江健三郎の小説名を借りて「「芽むしり仔撃ち」と称している。

作品の中身とは関係なく、春がくると「芽」をむしり、「仔」を撃つ(虫を退治する)。これをやらないと落ち着かない。

 毎年春に同じことをやって感じるのは、これらの出現が早まっている、ということだ。なかでもミノウスバの幼虫は、前は4月末から5月初めの大型連休が発生のピークだった。

 ついでながら、春の到来を告げるほかの生物はというと、ツバメの初認は6日だった。平の街のなかで見た。私が遅れただけで、いわきへの飛来はもっと早かったはずだ。

食卓に今年初めてハエが現れたのは4月9日。「うるさい」は漢字で「五月蠅い」と書く。もうこれは「四月蠅い」に替えるしかないか。カも現れた。これも早い。

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