2012年12月11日火曜日

ふくしまNGO協働スペース


カミサンが関係する国際NGO(シャプラニール)の北日本連絡会の集いが日曜日(12月9日)、福島市で開かれた。JR福島駅東口真向かいのビルの3階に「ふくしまNGO協働スペース」がある=写真。NGOを応援するNGO、国際協力NGOセンター(JANIC=ジャニック)が今年6月に開設した。そのスペースが集いの場になった。

JANICについてはシャプラニールが昨年3月、いわき市で支援活動を始めた直後に知った。シャプラの副代表理事大橋正明さんがJANICの理事長を務める。以来、いわきと東京で何度かお会いした。JANICはまた、県内外のNGO・NPOを支援するため、福島市に事務所を開設した。その所長竹内俊之さんともいわきで二、三度お会いしている。

JANICが運営する「ふくしまNGO協働スペース」については、遅まきながら今回初めて知った。竹内所長によれば、同スペースは①県内外の福島の人々を支援するNGO・NPOにとって、活動に関する情報収集・出会いの場となっている②震災支援にかかわるNGO・NPOであれば、シェアオフィスとしても無料で利用できる。

エレベーターで3階に上がれば、そこはもう協働スペースの入り口、というより「家」の中。カーペット敷きの広い事務スペースにはこたつまである。くつろぎやすい空間づくりを心がけていることがわかる。その奥、テーブルといすのある会議スペースだけがスリッパ着用だ。早起きしてやって来たのでこたつに入って昼寝を、と思わないでもなかった。

この「ふくしまNGO協働スペース」=JANICと、いわきのさまざまなNPOはつながっている。たとえば、交流スペース「ぶらっと」はシャプラニールが単体で運営する。JANICはそうしたNGO・NPOを支援する。いわきの視点、福島の視点、東京の視点――支援にもいろんな仕組みがあることを再認識させられた。

0 件のコメント: