2012年12月31日月曜日

シルバーカー


スーパーの駐車場でカートを押すお年寄りを見た=写真。荷物は手提げバッグにほんの少し。バッグをカートに載せている。カートは「シルバーカー」代わりだった。

検査のために病院で「車いす」を体験した。買い物に行ったスーパーでカートが杖代わりの「シルバーカー」になることを知った。その体験が車いすやカートを見る目を変えた。

これまでずっと二足歩行が当たり前と思っていた。が、体調次第で車いすやシルバーカーの世話になる――そんな領域に踏み込んだことを自覚する。ならば、その領域を探検してやろう、記録してやろう、とも思う。

昨年の大震災で「当たり前の暮らし」がかけがえのないものだったことを教えられた。今年は持病の亢進で「普通に歩ける」ことのありがたさを痛感した。

人を思いやる心が大切といっても、車いすの人や、シルバーカーの人の内面にどこまで触れ得たか。ましてや、家や肉親を失った津波被災者と、住む土地を追われた原発避難者の心に――。体験がすべてではない。が、体験は想像力を広げるきっかけになる。弱って少し、つらい思いをして暮らしている人たちに近づいたかと思う。

1 件のコメント:

株式の初心者 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。