2012年3月27日火曜日

置き土産?


3月はせわしなく過ごした。カミサンのいとこの葬式、伯母さんの葬式、いわき地域学會の総会・懇親会、中神谷南区の総会・懇親会、そのための準備、関係する雑誌や会報の校正……。

日曜日(3月25日)の午後、区内会の総会が終わったあと、区長さんが住民から相談を受けた。「ごみ集積所にテレビが捨てられている」。なんとかしてもらいたいという。総会が無事に済んでホッとしたと思ったら、初仕事が待っていた。保健委員(私)の出番だ。

翌日午後、現場を見に行った。小さなテレビが2台、ごみ集積所に置かれていた=写真。人や車が絶えず行き来する地域のメーンストリートではない。通りからは中に入った住宅密集地の一角。行きずりに捨てたというより、引っ越すので捨てた、あるいは燃えないごみとして出した――そんな印象を受けた。

まずは市に相談しないと。災害ごみ一掃の市民総ぐるみ運動や、放射線量を減らすための生活空間環境改善事業などでなじみができた環境整備課に電話したら、たまたま旧知の若い職員が出た。担当は「廃対課」(廃棄物対策課)だという。

そこへつないでもらい、事情を説明すると、すぐ動いてくれた。夕方、「テレビを回収しました」という電話が入った。保健委員としては素直に「ありがとうございます」という言葉が出た。

家電リサイクル法では、テレビなどの持ち主はリサイクル料金を負担しないといけない。「ブラウン管・液晶・プラズマ式テレビ15型以下・15V型以下」は1台1785円だ。これに該当するか。

区内ではときにこうした問題が起きる。人ごとではなく、自分たちのこととして動かないと前に進めない。そんなことをまた学習した。

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