2012年3月10日土曜日

表示が消える


散歩コースにある放射能の「リアルタイム線量計」の話を前に書いた。電源は太陽光。早朝、表示の消えているときがある=写真

そこは夏井川の堤防そばの「中神谷公園」。朝の散歩のついでに、必ず線量をチェックする。だいたい7時前後にはそこに着く。もう4、5回は表示なし、だ。なんだこの機械は――がっかりして、腹が立って、“白ポスト”をけっとばしたくなる(というのはうそだが)。

“白ポスト”は文科省のサーバに途切れることなくデータを送信している。ということは、雨天・曇天でもカバーできる蓄電能力はあるのだろう。ならば、表示だってと思うのだが、そこまでの力はないらしい。

住民としては不安になる。いや、違う。不安以前に信用できなくなる。いい加減な機械ではないのか。一日くらい太陽が出ないからといって表示が消えるほどヤワなのだな、こいつは――と考えたが、日中は復活している。夜も見に行ったら、表示が消えている。表示時間を制限しているのか。

いわき市内には420基のリアルタイム線量計がある。文科省のサーバにはデータが送信されているからいい、のではない、住民のための表示だ。それが消えているときがある、というのでは意味がない。夜明けとともに表示ができないのか。

きのう(3月9日)は雨。散歩を休んだ。きょうも雨。車をとばしてリアルタイム線量計の表示を見に行った。表示時間前だからか、消えている。文科省のHPをのぞくと、中神谷公園の6時半の線量は0.249マイクロシーベルト/時だった。

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