2008年6月12日木曜日

休みに入った総合図書館


いわき駅前再開発ビル「ラトブ」内のいわき総合図書館が6月9日から20日まで、特別整理のための休みに入った=写真は休館を知らせるカレンダー。なにかあると図書館へ行って調べ物をする身にとっては、2週間近い休館は痛い。

休館2日目の10日、早速、図書館が使えない不便さを実感した。その本で確かめないことには仕事が先に進まない。休みが終わるのを待つゆとりはないから、一番近い内郷図書館へ車を走らせた。

本はすぐ見つかった。いわきの図書館で個人が借りられるのは15冊。ほぼそれに近い冊数を借りているので、必要な個所だけをコピーする。

ついでに2、3カ所、知人を訪ねた。1、2年から半年、あるいはほぼ10日ぶり。人によって会わなかった期間は異なるが、構えなくてもいい関係(勝手にそう思っている)なので、すぐ雑談に入る。お互いに近況報告をし、やりたいこと、できないこと、共通の知人のことなどを話して別れた。

さて、どこの図書館も図書整理のための休館期間がある。内郷は5月に終わった。総合図書館は最後の最後だ。総合図書館を自分の書庫代わりにしている身にとっては、休館はこたえるが、それで知の回路が遮断されるわけではない。

総合図書館は小名浜・勿来・常磐・内郷・四倉の5図書館とネットワーク化されている。公民館でも図書の貸し出し・返却ができる。組織を離れて、そして総合図書館が長い休みに入ってつくづく思うのは、この図書館機能のありがたさだ。

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