夏井川渓谷(いわき市小川町)に「梅前線」が到着した。無量庵と道路との境に梅の木が植わってある。花が数輪咲いているのに気づいたのは、先の日曜日(2月15日)。この日、「葉ボタン」状の畑の白菜にもヒヨドリがやって来た。葉の食害は想定済みなのに、今年は1月後半になっても現れない。ようやく2月中旬になって来襲した。
もちろん、ヒヨドリの来襲を待ちわびていたわけではない。必ず来て食害するから、「どうぞ、お食べください」と気持ちを切り替えて、精神の安定を保つことにした。すると、来ない。来ないと気になる。暖冬で雪もない。えさに不自由しなかったのだろう。
葉をついばみ始めたら早い。やわらかい内側の葉っぱから同心円状につついては、置き土産にフンを落としていく=写真。白い球果あり、紺色の球果あり。近所の家の庭で草木の実をついばんだあと、畑に現れたのに違いない。
きのう(2月22日)もまた、ヒヨドリが畑の付近を飛び交っていた。人間が姿を見せると一声鳴いてすばやく近くの木に飛び移る。姿を消すと舞い降りる。観察力は鳥の方が勝っている。
1週間前は気温が上がり、ウラギンシジミと思われるチョウもヒラヒラ飛んでいた。冬も終わりに近づき、春が駆け足でやって来るかと思ったら、この寒さだ。無量庵の対岸の「木守の滝」にしぶき氷ができた。しかし、小さく薄く透けて見えるから、ひところほどの冷え込みではない。
寒暖を繰り返して気温は徐々に右肩上がりになっていく。足踏みしている春も歩きだすごとに木々をやさしくなでる。マンサクの花はまだだが、岸辺のネコヤナギは銀ねず色のつぼみをいっぱいつけていた。「梅前線」の次に夏井川渓谷に到着するのは「ヤブツバキ前線」か。いや、もう来ているかもしれないぞ。
もちろん、ヒヨドリの来襲を待ちわびていたわけではない。必ず来て食害するから、「どうぞ、お食べください」と気持ちを切り替えて、精神の安定を保つことにした。すると、来ない。来ないと気になる。暖冬で雪もない。えさに不自由しなかったのだろう。
葉をついばみ始めたら早い。やわらかい内側の葉っぱから同心円状につついては、置き土産にフンを落としていく=写真。白い球果あり、紺色の球果あり。近所の家の庭で草木の実をついばんだあと、畑に現れたのに違いない。
きのう(2月22日)もまた、ヒヨドリが畑の付近を飛び交っていた。人間が姿を見せると一声鳴いてすばやく近くの木に飛び移る。姿を消すと舞い降りる。観察力は鳥の方が勝っている。
1週間前は気温が上がり、ウラギンシジミと思われるチョウもヒラヒラ飛んでいた。冬も終わりに近づき、春が駆け足でやって来るかと思ったら、この寒さだ。無量庵の対岸の「木守の滝」にしぶき氷ができた。しかし、小さく薄く透けて見えるから、ひところほどの冷え込みではない。
寒暖を繰り返して気温は徐々に右肩上がりになっていく。足踏みしている春も歩きだすごとに木々をやさしくなでる。マンサクの花はまだだが、岸辺のネコヤナギは銀ねず色のつぼみをいっぱいつけていた。「梅前線」の次に夏井川渓谷に到着するのは「ヤブツバキ前線」か。いや、もう来ているかもしれないぞ。
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