毎年8月中旬になると、道路ののり面にテッポウユリに似た白い花が群れ咲くようになる。昔聞いた話では、タカサゴユリとテッポウユリの雑種(「シンテッポウユリ」というらしい)で、ハイブリッドゆえに繁殖力が旺盛なんだそうな。私はそれを勝手に「タカサゴテッポウユリ」と呼んでいる。
水曜日(8月20日)に国道6号常磐バイパスを通ったら、今春オープンしたばかりのいわき市北部火葬場「いわき清苑」への進入道路のり面に、この花が群れ咲いていた=写真。むろん、そこだけではない。バイパスののり面が、行けども行けども白いユリの花で彩られている。
東北道はむろん、常磐道もそうだ。「タカサゴテッポウユリ」の花盛りに違いない。で、常磐道の「タカサゴテッポウユリ」はどこまで北進したか。何年か前、気になって四倉ICまで車を走らせたことがある。いわき中央ICまではそのユリに席巻されていたが、そこから先はそんなに目立つほどではなかった。今は「タカサゴテッポウユリ」で白く染まっているだろうか。
「タカサゴテッポウユリ」に初めて気づいたのはざっと20年前。平・神谷からフラワーアセンターのある石森山へ向かうと、農免道路の切り通しに出る。こののり面上部が「タカサゴテッポウユリ」で真っ白だった。タカサゴユリは7~9月が花期だが南西日本が産地。テッポウユリは4~6月が花期。地域も時期も異なるので首をひねったものだ。
夏井川渓谷へ向かうのに少しルートを変えて、神谷―石森山―四倉~小川の広域農道の“天上ハイウエー”を利用した。切り通しの「タカサゴテッポウユリ」は激減していた。代わって二ツ箭山中腹、広域農道ののり面にちらほら「タカサゴテッポウユリ」の花があった。
種子が風で運ばれて分布を広げるから、一度削られたり崩れたりした斜面は「タカサゴテッポウユリ」の格好のベッドになる。そこに木々や在来の草が茂るようになると、いつか数を減らす。こんなサイクルで「タカサゴテッポウユリ」は生きているのだろうか。いずれにしても爆発的な開花は尋常ではない。
水曜日(8月20日)に国道6号常磐バイパスを通ったら、今春オープンしたばかりのいわき市北部火葬場「いわき清苑」への進入道路のり面に、この花が群れ咲いていた=写真。むろん、そこだけではない。バイパスののり面が、行けども行けども白いユリの花で彩られている。
東北道はむろん、常磐道もそうだ。「タカサゴテッポウユリ」の花盛りに違いない。で、常磐道の「タカサゴテッポウユリ」はどこまで北進したか。何年か前、気になって四倉ICまで車を走らせたことがある。いわき中央ICまではそのユリに席巻されていたが、そこから先はそんなに目立つほどではなかった。今は「タカサゴテッポウユリ」で白く染まっているだろうか。
「タカサゴテッポウユリ」に初めて気づいたのはざっと20年前。平・神谷からフラワーアセンターのある石森山へ向かうと、農免道路の切り通しに出る。こののり面上部が「タカサゴテッポウユリ」で真っ白だった。タカサゴユリは7~9月が花期だが南西日本が産地。テッポウユリは4~6月が花期。地域も時期も異なるので首をひねったものだ。
夏井川渓谷へ向かうのに少しルートを変えて、神谷―石森山―四倉~小川の広域農道の“天上ハイウエー”を利用した。切り通しの「タカサゴテッポウユリ」は激減していた。代わって二ツ箭山中腹、広域農道ののり面にちらほら「タカサゴテッポウユリ」の花があった。
種子が風で運ばれて分布を広げるから、一度削られたり崩れたりした斜面は「タカサゴテッポウユリ」の格好のベッドになる。そこに木々や在来の草が茂るようになると、いつか数を減らす。こんなサイクルで「タカサゴテッポウユリ」は生きているのだろうか。いずれにしても爆発的な開花は尋常ではない。
0 件のコメント:
コメントを投稿