2009年7月17日金曜日

小名浜も真夏日


きのう(7月16日)はおととい以上に早朝から気温が上昇した。6時半過ぎ。散歩へ出かけると、もう太陽がギラギラ照りつけていた。

雲海は東の太平洋上に去りつつあり、西からは青空が広がっていた。その中間、卷雲だか卷積雲だか卷層雲だか分からないが、白くて薄い雲が気流の影響でちぎれ、逆巻き、波打ち、筋状に尾を引いていた=写真。真上には片割れ月。

卷雲が現れると天気は下り坂、とよく言われる。が、日中はうだるような暑さが続いた。家では軽装でいたい。靴下も履かない。扇風機をかけながら本を読んだり、文章を打ち込んだりしているだけでも、汗がにじむ。猫どもはトイレのそば、風呂のカバーの上と、涼しい場所を見つけては長々と体を伸ばしていた。

午後、北茨城市へ出かけた。国道6号の常磐バイパス進入口にデジタル表示計がある。気温が31度を示していた。福島気象台の無人観測所がある小名浜はどうか。今年最高の31.1度だった。小名浜は夏日でも、内陸の平は真夏日、というのはいわき市民の常識だが、きのうはどこでも暑かったのだ。

「いわき七浜」はおととい、海開きをしたばかり。勿来海水浴場のそばを通ったら、渚にいるのは数カップルのみ。小中学校が夏休みに入るあした(7月18日)、あさってが実質的な海開きということになるのか。

夕方は、再び街へ出た。いわき駅前再開発ビル「ラトブ」で集まりがあった。空調が効いてしのぎやすかった。総合図書館が閉館する9時近くまで粘って、わが家へ帰った。蚊取り線香を焚き、扇風機を「強」にしても、部屋にこもっている熱はなかなか引かない。

10時過ぎには小雨がぱらつき出した。雷も鳴った。言うならば、遅れて来た夕立だ。今朝は梅雨空に戻っている。週間天気予報では、曇天ながらほぼ真夏日が続く。不快指数は上がりっぱなし。梅雨明けはまだ先のことになりそうだ。

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