2026年1月22日木曜日

箱根寄木細工

知人の家のダンシャリで出てきた小物である。箱根寄木細工の「秘密箱」とネットにあった。

こたつの上に置いて、ブログの打ち込みに飽きると手に取り、押したりこすったりしている。

 どこか特定の面を押すと動いて、さらに別の面が開いて中が見える。ネットにやり方が例示されている。

それで「からくり」の原理はわかったが……。やってはみたものの、びくともしない。開ける方法は幾通りもあるらしい。どうにも手に負えない。

 箱を開けられないまま新年を迎えた。年明けの1月2日は、テレビで箱根駅伝(往路)を観戦した。

 出場選手の名前が字幕付きで表示される。出身高校と出身県も併せて紹介される。出身県は他県であっても「学法石川高校」出身だと「福島県関係者」だから「ガンバレ」となる。

 それはそれとして、1区で出遅れた青山学院大学がいつの間にか上位に食い込み、5区の山登りではついにトップに躍り出た。これには驚いた。

 往路優勝のインタビューで、タレント並みにテレビに顔を出す監督が、5区の選手について「新・山の神」と持ち上げた。メディア的にはニュースの見出しになるおいしいリップサービスだ。

「新」は、メディアによっては「シン」とも「真」とも表記された。それら一切を含む「新」なのだろう。 

「メディア受けの表現を心得ている監督だな」と感心したあと、画面は表彰式に切り替わった。

往路優勝大学には箱根町から寄木細工のトロフィーが贈られる。その台座が箱になっている、テレビで見た瞬間、「秘密箱」ではないかと思った。

手元に秘密箱を置いて眺めていたからだが、実際はどうだろう。そんなことはあるまい。いや、あったらおもしろい。

翌日もまた復路の実況中継を見た。それが終わって外出し、帰って来るとほどなく長男一家が新年のあいさつに来た。

「どこかを動かすとふたが開くらしい」。高校生の下の孫に「秘密箱」を手渡すと、あっという間にふたが開いた=写真上1。

どうやった? どこから動かした? 閉めてしまうとまた開かなくなるので、今は横面と上面が少し開いた状態で手元に置いている。

長い間放置されていたこともあって、仕掛けがきつくなっているようだ。それなりに指の力が要る。若さが足りなかったか。

 知人の家からは箱根寄木細工だけでなく、「五角重ね箱」というのも出てきた=写真上2。

    こちらは「マトリョーシカ」と同じで、開けてもあけても五角形の箱が出てくる。遊び心のある品物をながめたり、手にしたり……。このときだけ昔々の「正月の子ども」に戻った。 

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