さえずる声は遠く近く聞こえても、姿はめったに見せない。いや、小さくて分からない。ヤブを好む鳥だから、なおさらだ。「ホー、ホケベキョ」。それを繰り返して、ときどき「ホー、ホケキョ」となる。すんなり「ホー、ホケキョ」と歌う個体には最近、お耳にかかったことがない。
夏井川渓谷(いわき市小川町)の集落にすむウグイスだけかと思ったら、マチ場のウグイスも同じようになまる。河口に近い平野部の夏井川。ウグイスは早春、右岸のいわき市平山崎でさえずりを始める。彼らの歌も多くは「ホケベキョ」だ。
わが朝晩の散歩コースである山崎の対岸(左岸)、平中神谷はヨシ原。そこは夏鳥のオオヨシキリのすみかだ。今年は早くも4月下旬に渡って来た。「ギョギョシ、ギョギョシ」とやや濁った声でさえずるので分かる。それが、最近は「タカジー、タカジー」と聞こえる。ちっちゃな男の子から「ジージー」と言われるようになったせいかもしれない。
おととい(5月12日)早朝、ヨシ原に接するサイクリングロードそばのヤナギの木で2羽の鳥が追いつ追われつしていた。追ったのはオオヨシキリ、追われたのはウグイス。ヨシ原にはところどころ、ヤナギやニセアカシアなどの木が生えている。とはいえ、ヤブのないヨシ原ではウグイスは分が悪い。
至近距離ではっきりとウグイスの姿を見ることができた。写真も撮った=写真。きのうの夕方はさらに、別の場所でさえずる姿まで見た。去年までもそうしてさえずっていたのだろうか。こちらが見えていなかっただけなのだろうか。
夏井川のオオヨシキリは、托卵するカッコウがいないから安心していられる。去年はとうとう声を1回聞いただけに終わった。ウグイスにはホトトギスが托卵する。こちらは間もなく鳴き声が聞かれるようになる。そんなことを考えていたら、今が愛鳥週間(5月10~16日)であることに気づいた。
キジが毎朝姿を見せる。オオヨシキリが、ウグイスが目の前までやって来る。姿を見せてさえずる。むしろ野鳥から「愛人週間」のプレゼントをもらったようなものだ。
夏井川渓谷(いわき市小川町)の集落にすむウグイスだけかと思ったら、マチ場のウグイスも同じようになまる。河口に近い平野部の夏井川。ウグイスは早春、右岸のいわき市平山崎でさえずりを始める。彼らの歌も多くは「ホケベキョ」だ。
わが朝晩の散歩コースである山崎の対岸(左岸)、平中神谷はヨシ原。そこは夏鳥のオオヨシキリのすみかだ。今年は早くも4月下旬に渡って来た。「ギョギョシ、ギョギョシ」とやや濁った声でさえずるので分かる。それが、最近は「タカジー、タカジー」と聞こえる。ちっちゃな男の子から「ジージー」と言われるようになったせいかもしれない。
おととい(5月12日)早朝、ヨシ原に接するサイクリングロードそばのヤナギの木で2羽の鳥が追いつ追われつしていた。追ったのはオオヨシキリ、追われたのはウグイス。ヨシ原にはところどころ、ヤナギやニセアカシアなどの木が生えている。とはいえ、ヤブのないヨシ原ではウグイスは分が悪い。
至近距離ではっきりとウグイスの姿を見ることができた。写真も撮った=写真。きのうの夕方はさらに、別の場所でさえずる姿まで見た。去年までもそうしてさえずっていたのだろうか。こちらが見えていなかっただけなのだろうか。
夏井川のオオヨシキリは、托卵するカッコウがいないから安心していられる。去年はとうとう声を1回聞いただけに終わった。ウグイスにはホトトギスが托卵する。こちらは間もなく鳴き声が聞かれるようになる。そんなことを考えていたら、今が愛鳥週間(5月10~16日)であることに気づいた。
キジが毎朝姿を見せる。オオヨシキリが、ウグイスが目の前までやって来る。姿を見せてさえずる。むしろ野鳥から「愛人週間」のプレゼントをもらったようなものだ。
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