いわき市小川町の夏井川渓谷で11月16日、「紅葉ウオーキングフェスタ」が行われる。道案内人の1人なので、9日朝、実行委員会の5人とコースを下見した=写真。片道ざっと2.5キロ。途中、籠場の滝付近に峠が1カ所あるので、アップダウンの分を加味して1万歩強、往復2時間はかかる。
水力発電所の導水路に沿った「巡視路」がコースだ。途中までは毎週のように歩いている。が、峠を越えてその先まで行くのは年に一、二度。コースの様子は頭に入っているものの、自然は絶えず変化する。倒木・落石・転落の危険性がゼロではない。街の歩道を行くようなわけにはいかないのだ。
ざっとコースを歩いた印象だが、危険なところは最初の落石注意個所と、谷が眼下に迫る斜面の2カ所だろうか。斜面には山側にロープを張って手すり代わりにする。あとは倒木が2カ所、道をふさいでいるくらい。ここは木の下をくぐるか、う回すればよい。
導水路はコンクリートのふたがかかっているところ、むきだしになってフェンスが張られているところと、一様ではない。1人、2人はともかく、80人が同時にふたの上を歩くような事態は初めてだろう。何グループかに分かれてふたを避け、やむを得ないところではふたのへりを歩くようになる。
折り返し地点では、大水が運んで来た岸辺のごみを拾う。来たときよりきれいにして帰る――たいそうなことではなく、誰でもその気になればできる自然環境美化を兼ねたウオーキングだ。ごみの入った袋はあとで実行委員会が農業用水の取水堰を通路代わりにして対岸へ運ぶという。発泡スチロール、ペットボトル、空き缶・瓶と、結構な量になりそうだ。
夏井川渓谷の紅葉は今が見ごろかもしれない。カエデの紅葉のトンネルをくぐると光が赤く染まって見える。そのカエデが燃え上がるのはこれから。森の中にある「もう一つの夏井川」に沿って、渓谷のふところの深さ、ふかふかした道の感触、峠からの眺望を楽しめるウオーキングになることだろう。
水力発電所の導水路に沿った「巡視路」がコースだ。途中までは毎週のように歩いている。が、峠を越えてその先まで行くのは年に一、二度。コースの様子は頭に入っているものの、自然は絶えず変化する。倒木・落石・転落の危険性がゼロではない。街の歩道を行くようなわけにはいかないのだ。
ざっとコースを歩いた印象だが、危険なところは最初の落石注意個所と、谷が眼下に迫る斜面の2カ所だろうか。斜面には山側にロープを張って手すり代わりにする。あとは倒木が2カ所、道をふさいでいるくらい。ここは木の下をくぐるか、う回すればよい。
導水路はコンクリートのふたがかかっているところ、むきだしになってフェンスが張られているところと、一様ではない。1人、2人はともかく、80人が同時にふたの上を歩くような事態は初めてだろう。何グループかに分かれてふたを避け、やむを得ないところではふたのへりを歩くようになる。
折り返し地点では、大水が運んで来た岸辺のごみを拾う。来たときよりきれいにして帰る――たいそうなことではなく、誰でもその気になればできる自然環境美化を兼ねたウオーキングだ。ごみの入った袋はあとで実行委員会が農業用水の取水堰を通路代わりにして対岸へ運ぶという。発泡スチロール、ペットボトル、空き缶・瓶と、結構な量になりそうだ。
夏井川渓谷の紅葉は今が見ごろかもしれない。カエデの紅葉のトンネルをくぐると光が赤く染まって見える。そのカエデが燃え上がるのはこれから。森の中にある「もう一つの夏井川」に沿って、渓谷のふところの深さ、ふかふかした道の感触、峠からの眺望を楽しめるウオーキングになることだろう。
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