わが住まいから一番近い「ソメイヨシノの名所」はいわき市北部浄化センターだ。夏井川のそばにある。上流のコハクチョウが去ってからは、ソメイヨシノの並木に引かれるようにして、散歩コースを下流へ移した。その花が満開になった。
学校が休みの土曜日(4月11日)早朝、近くに住んでいると思われる親子連れが花見にやって来て、盛んにケータイで写真を撮っていた。ウイークデーにはありえない、心温まる光景。花は人間をやさしくする。絆を強くする。
敷地と堤防の境界に植えられたソメイヨシノはおよそ60本。それが200メートル以上にわたって花の壁をつくっている。堤防の土手には職員が種をまいた菜の花。河川敷のサイクリングロードから眺めると、土手の黄色、その上の桜色、そのまた上の青空=写真=と、なかなかカラフルだ。しかも、この絵は鑑賞期限が1週間程度と短い。
散歩の途中、住宅地でペアルックの熟年夫婦がマイカーに乗り込むところを見た。行楽地へでも向かうのか。花見の週末になって、人々は思い思いの地へ出かける。自宅で過ごす人も近場の「名所」くらいはのぞいてみるか、という気になるのだろう。ふだんは忘れられている施設だが、桜の季節になるとにぎやかになる。
同じ土曜日の午後4時前、同じ場所を車で通ったら、菜の花の咲く土手に何人かがまぎれこんでいた。花に吸い寄せられる気持ちは分かる。堤防の上の道を、デジカメを手にして歩いている人もいた。今日も一日、花見を兼ねたウオーカーがサイクリングロードを、堤防の上の道を往来することだろう。
学校が休みの土曜日(4月11日)早朝、近くに住んでいると思われる親子連れが花見にやって来て、盛んにケータイで写真を撮っていた。ウイークデーにはありえない、心温まる光景。花は人間をやさしくする。絆を強くする。
敷地と堤防の境界に植えられたソメイヨシノはおよそ60本。それが200メートル以上にわたって花の壁をつくっている。堤防の土手には職員が種をまいた菜の花。河川敷のサイクリングロードから眺めると、土手の黄色、その上の桜色、そのまた上の青空=写真=と、なかなかカラフルだ。しかも、この絵は鑑賞期限が1週間程度と短い。
散歩の途中、住宅地でペアルックの熟年夫婦がマイカーに乗り込むところを見た。行楽地へでも向かうのか。花見の週末になって、人々は思い思いの地へ出かける。自宅で過ごす人も近場の「名所」くらいはのぞいてみるか、という気になるのだろう。ふだんは忘れられている施設だが、桜の季節になるとにぎやかになる。
同じ土曜日の午後4時前、同じ場所を車で通ったら、菜の花の咲く土手に何人かがまぎれこんでいた。花に吸い寄せられる気持ちは分かる。堤防の上の道を、デジカメを手にして歩いている人もいた。今日も一日、花見を兼ねたウオーカーがサイクリングロードを、堤防の上の道を往来することだろう。
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