2010年8月12日木曜日

歩道冠水対策


きのう(8月11日)午前、わが家の前の歩道に区長さんと市役所道路維持課の職員がやって来た。歩道冠水対策のための現地調査だ。私も立ち会った。

豪雨に襲われると歩道が冠水する。雨がやめば水が引く。それで、こんなものかと思っていた。6月16日朝、局地的な豪雨のなか、区長さんがたまたま用事があって近くへやって来た。歩道の冠水を見て驚いた。4月から区の役員になった私の家に来て、「写真を撮ってくれないか」という。写真を撮った。その一枚がこれ=写真。前にも当欄で紹介した写真の別コマだ。

わが家の前の歩道は、車道よりは低い。側溝が雨水を飲み込めなくなると冠水する。豪雨ともなれば、水深15センチくらいの川になる。これが難物だ。足が取られるほど流れが速い。

7月末、区の役員会が開かれた。わが家のある周辺の側溝の冠水がひどいので、その対策を市に要望したい、そんな話を区長さんがして了承された。で、要望を受けて市役所から担当職員がやって来た。

先に歩道の側溝ぶたの取り替えを要望した。古いタイプで切りかけ部(すき間)が大きい、子どもの足が入ってしまう――2回に分けて取り替えるという回答を得た。そのうえでの冠水対策要望だ。

以前、雨水桝が道路向かいの歩道に設置された。側溝下流のコンビニの前にも雨水桝が取り付けられている。区の要望の結果だろう。区の役員になって初めてそういうことを知った。さらに、もう一つ雨水桝を取り付けてほしい、というのが経緯を知る区長さんの判断だ。どうやら、その要望が吸い上げられる方向で動き始めた。

側溝ぶたは間もなく取り替えられる。冠水対策もいずれ実施される。そこに住む当事者、つまり住民として、行政と個別具体的な対話を行っている、という感慨がある。

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