2010年8月17日火曜日
精霊送り
きのう(8月16日)は、いわきでは精霊送りの日。とはいえ、もう川に物を流す時代ではない。自然環境、つまり川がそれで汚染される、そういう認識が広まってきた。そのための新しいやり方が、行政区でマコモに包まれた精霊を受け取り、ごみ回収車に手渡すことだった。それを初めて経験した。
区の役員としてかかわる前は、そうした祭壇を横目に見て通り過ぎるだけ。だれかがやってくれている、そんな程度の認識だった。
今年初めて役員になって、精霊送りにも「アヒルの水かき」があることを知った。白状するが、その前日夕方に祭壇づくりの作業がある、それを私は忘れてサボってしまった。
祭壇といっていいだろう。大きく赤いホオズキと杉の葉をはさんだ細縄が周囲に巡らされる。一種の結界だ。そのなかに、ブルーシートで覆われた精霊の安置所がある。あらかじめ担当する時間を決めて役員が精霊を引き受ける=写真。8時からの担当を頑張るしかなかった。
早朝6時から9時まで、ざっと3時間。役員は精霊をうやうやしく受け取り、予定の時間に回収車が来た時点で大事に手渡しをした。そのあと、集会所で精進揚げをした。
朝から猛烈な暑さ。缶ビールがうまかった。となれば、もうキーボードをたたく気にはなれない。高校野球は見ないが、ちょうど福島代表の聖光学院の試合が始まったばかり。テレビで緊迫したゲームを楽しんだ。
なぜか今年の聖光学院は「負けないチーム」という認識(期待ではない)がある。広島にも、大阪にも負けない。次の相手にも負けない。ローカル大会で既にそういう思いを抱かせてくれた。その根拠はエースのスピードとコントロール。きのう最後に三振を奪った球速が142キロだった。
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