夏井川渓谷(いわき市小川町)は日増しに新緑の色を濃くしている。大型連休を境にして、渓谷の斜面を彩る花はアカヤシオ(岩ツツジ)からシロヤシオに変わる。今年はその花のバトンタッチがうまくいかなかった。
木の芽が吹く前に咲くアカヤシオは雨と風に見舞われて、あっという間に散った。シロヤシオはそのあと、木の芽が吹いて緑のグラデーションが鮮やかなころに花をつける。その時期が来た。が、無量庵の対岸に双眼鏡を向けても、咲いているのは2、3カ所だけ。これからもっと咲くはずだが、咲き始めてこの少なさだから期待はできないかもしれない。
十数年見てきた経験から言うと、シロヤシオの花は毎年決まって花を咲かせるわけではない。全山シロヤシオの花の年もあれば、パラパラッとしか咲かない年もある。今年はパラパラか。
対岸の森に分け入ってシロヤシオの花をチェックした。やはり少ない。ポイントは幹が松肌に似ていること、葉が5枚あること。それで、方言名は「マツハダドウダン」、別の和名は「ゴヨウツツジ」。遊歩道沿いに咲いていたのは1本だけだった=写真。しかも花弁のへりが黄ばんでいる。花のないシロヤシオもあった。気が抜けたようになって無量庵へ戻った。
きのう(5月5日)、無量庵を訪ねて来た人間が「あれはシロヤシオか」と、対岸の岸辺の花を指さして聞く。白い花には違いないが、棒キャンデーのようなかたち。ウワミズザクラだ。ウワミズザクラを加えても白い花は少ない。
木の芽が吹く前に咲くアカヤシオは雨と風に見舞われて、あっという間に散った。シロヤシオはそのあと、木の芽が吹いて緑のグラデーションが鮮やかなころに花をつける。その時期が来た。が、無量庵の対岸に双眼鏡を向けても、咲いているのは2、3カ所だけ。これからもっと咲くはずだが、咲き始めてこの少なさだから期待はできないかもしれない。
十数年見てきた経験から言うと、シロヤシオの花は毎年決まって花を咲かせるわけではない。全山シロヤシオの花の年もあれば、パラパラッとしか咲かない年もある。今年はパラパラか。
対岸の森に分け入ってシロヤシオの花をチェックした。やはり少ない。ポイントは幹が松肌に似ていること、葉が5枚あること。それで、方言名は「マツハダドウダン」、別の和名は「ゴヨウツツジ」。遊歩道沿いに咲いていたのは1本だけだった=写真。しかも花弁のへりが黄ばんでいる。花のないシロヤシオもあった。気が抜けたようになって無量庵へ戻った。
きのう(5月5日)、無量庵を訪ねて来た人間が「あれはシロヤシオか」と、対岸の岸辺の花を指さして聞く。白い花には違いないが、棒キャンデーのようなかたち。ウワミズザクラだ。ウワミズザクラを加えても白い花は少ない。
1 件のコメント:
こんにちは、シロヤシオ楽しみにしていたのですが残念です。年によって咲き具合がまちまちと云うのも自然の為せる技、来年に期待しましょう。それにしても、今年のアカヤシオ見事でしたねここ数年にない見事さでした、散り際も見事ででしたね!我が人生の終焉もこのようにケレンミなく終わりたいと思いました。
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