2012年1月26日木曜日

救急車


いわき市南部、もしくは北茨城市へ行くときには国道6号常磐バイパスを利用する。常磐バイパスは全長28キロ。起点が勿来町四沢、終点がわが家の近くの平下神谷で、バイパスを利用すれば一気に目的地へ近づくことができる。

平面交差点は、小名浜と勿来地区に合わせて5カ所くらいか。そこでは信号が待っているが、あとは立体交差なので車の流れはスムーズだ。スムーズすぎて高速道路を走っているような錯覚に襲われる。車の流れに従うと、そうなる。

日曜日(1月22日)、北茨城の茨城県天心記念五浦美術館へ出かけた。帰路もバイパスを利用した。時折、雨がぱらつく中、救急車が後ろから迫って来た。さっと道を譲って救急車のあとにつく=写真(撮影したのは助手席のカミサン)。車の数が多く、流れも速いから、救急車と同じ速度で進んだ。

赤色の警光灯が点滅し、「ピーポー、ピーポー」の電子サイレンを鳴らしながら、段差のあるところではブレーキを踏み、平面交差点ではもちろんスピードを落としてそろりそろり通過する。こちらも青信号だったのでつかず離れず走行する。

一般国道では普通車両を追い越してあっというまに遠ざかる。それで、救急車は速いというイメージがあったが、「準高速」ではみんなが速い、救急車も並みの速度だ。道路状況に応じて慎重に運転している。病人やけが人を乗せて走るのだから、むやみに飛ばせるわけがない。

救急車はこのあと国道49号平バイパスに入り、内郷と平を結ぶ市道内郷駅平線に下りて内郷方面へ左折した。近くの磐城共立病院か福島労災病院へ向かったのだろう。こちらは逆方向、平方面へ右折する。緊急車両といってもパトカーとは違う走りが「追っかけ」をしてわかった。

パトカーも通常の巡邏中はゆっくり走っている。きのう(1月25日)夜の新年会の帰り、乗ったタクシーがパトカーを追い越した。パトカーは追い越してもいいのだ。

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