このところ急に目に付くようになった路面標示がある。青い色をしている。先端はとがっていて、やや太い。
先日は、この標識を路面に塗装する現場を目撃した。後日、そこを通ると青い色の「矢印」があった=写真。
そこは東日本国際大学がある鎌田山(平)のふもと、夏井川沿いの集落だ。南アジア系の留学生をたびたび見かける。
留学生の足は徒歩か自転車だ。自転車に関する標示ではないか――。そう直感した。
マチへの行き帰り、車を運転していると、たびたびヒヤリとする。そのほとんどが自転車だ。
大学の近辺だけではない。わが行政区内でも南アジア系の若者たちが徒歩で、自転車で通りを行き交う。
マイルールの自転車もある。一度どころか、二度、三度と衝突事故を起こしそうになった。
それとは別に、国・県・市がサイクリングロードの整備に力を入れている。民間でもJRの駅を起点に、自転車で「まち走り」をする「時空散走」の動きが広がりつつある。
自転車の普及と同時に、自転車の安全通行やマナーの向上などが課題になっているのだろう。
折も折、私が常時利用している夏井川の堤防で、自転車通行のための整備工事が行われることになった。工事の内容は路面標示や一部防草シート設置などだという。
標示のひとつに「矢羽根」があった。もしかしたらこれか、あの太く青い矢印は! ネットで調べると、そうだった。新しい標識が路面に施されたワケがやっとわかった。
青い「矢羽根」は自転車が走る「走路」を意味する。先のとんがっている方が走る方向で、逆走はダメ、の意味でもある。
夏井川は県が管理するが、堤防上の自転車通行整備工事は市が担当するらしい。7月15日付の回覧で各隣組に市のチラシを配った。
それによると、工事範囲は国際大下から河口までで、うち2カ所が車両通行止めになる。
具体的には、①中神谷~下神谷=7月21~30日②塩~中神谷=7月27日~8月10日――で、私は、7月21日から8月10日までは堤防経由でマチから帰ることはできなくなる。
それはともかく、自転車の青い表示はまだ一般には知られていないのではないか。車道には白い自転車のマークと矢印を組み合わせた標示もある。これも周知のマークとは言い難い。
いわきには東日本大震災のあと、復興サイクリングロード「いわき七浜海道」が整備された。
防潮堤と既存の道路を組み合わせたもので、防潮堤には自転車通行空間であることを示す「ブルーライン」(青い線)が引かれている。
今回やっと白い自転車と矢印、青い矢羽根、青い線の意味がわかった。自転車通行位置の明示、ドライバーへの注意喚起が主な目的だが、自転車利用者もまた左側通行を守る必要がある。
青い矢羽根は車道と混在のエリアに引かれる。幅は75センチ以上、長さは150センチ以上だとか。わが生活圏ではなんといっても、留学生によく理解してもらう必要がある。
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