2012年3月1日木曜日

また春の雪


また春の雪だ。今年は4年に一度のうるう年、つまり2月29日がある年で、その日に雪が降った。

早朝、家の前の歩道の雪かきをした。7時15~25分ごろ、集団登校の小学生が家の前を通る=写真。その前にスコップと竹ぼうきで雪を払った。重く湿った雪で、車道は車の往来があるために、わだちとわだちの間がうっすら白くなっているほかは、びしょびしょに濡れている。雪は午後まで降り続いた。雪かきをした歩道もすぐ白くなった。

朝、小学生たちは雪玉を手にしたり、蹴ったりしながら、わが家の前を通り過ぎた。大人と違って子どもは目の前の状況を楽しむ才がある。校庭では雪合戦でもして遊んだのではないか。

集団登校が行われているころ、車体に「災害復旧作業実施中」と書かれた大型バスが通った。2月28日付小欄で紹介したバスだ。作業服姿の人が何人か乗っていた。200メートル先のコンビニの近くで止まり、人を乗せた。国道6号のバス停付近で止まっていたのは、「災害復旧作業」をする人を乗せて北へ引き返すための時間待ちだったのだ。

午後、「Listen!いわき」(東京で開催)と「Feel!いわき」(いわきで開催)の両方に参加した早稲田の大学院生が雪の中、わが家にやって来た。指導教授と学生も一緒だった。

常磐道は最初、いわき湯本IC~いわき中央IC間が雪で通行止めになった。時間通りに着いたのが不思議なので聞いたら、前日に電車でいわき入りして調査を進め、ビジネスホテルに泊まった。2日目、午前の調査を終えてやって来たのだという。いわきではタクシー2台で移動した。

聞かれるままに、自分のこと、いわき地域学會やいわきの地域構造、自治会、メディアのことなどを話した。「いわきは平・小名浜・勿来の3極とハマ・マチ・ヤマの3層の組み合わせ」ということを強調した。そうでないと、いわきを見誤る、そんな思いがあるからだった。

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