2017年11月26日日曜日

ハクチョウ定着

 いわき市の夏井川では、上流から小川町・三島、平・中平窪、同・塩~中神谷の3カ所にハクチョウが飛来する。数の上では平窪がメーンだが、私は主に新川との合流地点(塩)で観察する。
 今年(2017年)、ハクチョウの第一陣がやって来たのは10月12日だった。定着するまでには時間がかかる。すぐ姿を消した。二度目は3週間あとだった。最近は夕方、だいたいハクチョウがいる。ざっと50羽といったところか。きのう(11月25日)もいた。

 小川では、1週間前の11月19日、初めてハクチョウの群れを見た=写真。夏井川を横断するように小川江筋の取水堰がある。その上流が越冬地だ。いよいよ定着しつつあるらしい。
 
 早朝や日中、川の上空を行き来するグループもいる。どこかの田んぼでえさをついばみ、夕方、川へ戻る――そんな生活パターンのようだ。
 
 10年以上前、北海道などでオオハクチョウの死骸から鳥インフルエンザが検出された。以来、給餌(きゅうじ)自粛が叫ばれ、いわきでも年々、ハクチョウの数を減らしている(日本野鳥の会いわき支部『いわき鳥類目録2015』)。

 ハクチョウが定着すればいちだんと寒気が厳しくなる。いわきの平地でも初氷の便りが届いた。夏井川渓谷の隠居では、ちょっと油断すると温水器が凍結・破損する。この秋初めて、19日に温水器の水抜きをした。漬物も、糠漬けから白菜漬けに切り替えなくては。

0 件のコメント: