2008年5月4日日曜日

野菜苗を買う


ゴールデンウイーク後半に入った。早い農家では田植えを行い、家庭菜園では夏野菜の苗植えに精を出す人が多かったことだろう。

ホームセンターの折り込み広告にもナス・キュウリ苗「69円」「68円」といった文字が躍る。それで、わが菜園にも苗を――と四倉の種苗店を訪ねた。老舗である。値段はホームセンターの倍だが、見た目にも苗がしっかりしているのが分かる。午後になるとしおれるような扱いの悪い店とは、品物に対する気持ちのかけ方が違う。

店頭にずらりと苗が並んでいる。と、不意にツバメがやって来て、頭上で鳴いた。手の届きそうな天井に巣がある。巣づくりを終えて抱卵の段階に入ったのだろうか。メスが巣にいて、オスがえさを運んでくる――そんな役割分担のようだ。店内にも巣があった。ツバメは客の少ない店には巣をつくらないという。この店はしたがって繁盛していることが分かる。

今年は4月3日に内郷の国道6号で初めてツバメを見た。小名浜測候所の生物季節観測では初見が4月5日だから、2日早かった。

ま、それはともかく、キュウリとナス苗各2ポット、激辛のトウガラシ3ポットを買った=写真。カミサンはテッポウユリを買った。なぜテッポウユリを? カサブランカと勘違いしたらしい。

今日はこれから夏井川渓谷へ車を走らせ、無量庵の庭の菜園に苗を植えることにする。テッポウユリは、私は関知しない。

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