2011年12月20日火曜日
買い出しツアー
日曜日(12月18日)に牛小川の無量庵経由で田村郡小野町の直売所へ行ってきた。去年暮れにも足を延ばした。曲がりネギを売っている。郡山の阿久津系かと思ったら、須賀川の源吾系だった。今年は、ネギではなく白菜を買った。
ついでに梅干しと白菜漬けを買う。白菜漬けは自前の白菜漬けができるまでのつなぎ。カミサンは一升漬けと「扇屋の砂糖パン」、なにやら味がしみこんで茶黒くなったゆで卵を買った。小野町への買い出しツアーになった。
「砂糖パン」はなつかしい味がした。練りあんが入った生地に砂糖をまぶしたお菓子だというが、包丁を入れると、あん・皮・砂糖の三層になっていた。昔の田舎のまんじゅうをゲル状の砂糖につけて固めたような感じ。菅原文太さんが絶賛したというのも、一種の郷愁からではなかったか。
白菜は2玉。1玉150円だ。根元から包丁を入れ、八つ割りにして干した=写真。糠床を冬眠させてから半月がたつ。そろそろ自前の白菜漬けがほしくなって、買う直売所を決めていたのだが、そこは12月になると店を閉める。それで、きのうも書いたように小野町まで足を延ばしたのだった。
きょうは朝食のあと、甕を出して白菜を漬け込む。香り漬けのユズは、東京・新宿の「ラ・ケヤキ」という、庭の広い家に泊まったとき、オーナーがどうぞというので、白菜漬け用に採ってきたものだ。
東京のユズに小野町の白菜、いわきは川前産の唐辛子と、材料は“多国籍”。新聞・テレビは北朝鮮のことを大々的に報じているが、わが家ではそれより白菜を漬けることの方が大事になる。今週末にはしんなりして食べられるだろう。
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