神谷地区の歩こう会が公民館から夏井川河口の公園まで往復約9.5キロのコースで行われた。
堤防のごみを拾いながら自然と触れ合うウオーキングは、子どもにとっても得難い経験になったことだろう。
歩くこと自体楽しいのだが、さらにもう一つ、公民館に戻れば抽選会が待っている。「はずれ」なしなので、何かは当たる。「完歩賞」としてクオカード(商品券)も付く。
出発式に合わせて参加者が数字の印刷されたカードをもらい、あらかじめ同じ数字の半券を抽選箱に入れておく。折り返し地点でカードにスタンプを押してもらう。それが完歩した証になる。
毎回、出発式であいさつをし、番号を引く係になる。景品は米やキッチンペーパーなどいろいろで、抽選する本人は「まるでこたつソックス」が当たった。
靴下が入っていた袋には「冷え対策」「独自の温熱刺激設計。つま先からふくらはぎまであったか保温」とあった。
裏面に詳しい「解説」が載っていた。「足首のはなし」として、「足首、手首、首といった“首”は血液が集中して流れるポイント。ここが冷えるとカラダ全体の冷えを呼んでしまう。冷えから守る秘密は“首”にある」。
「リラックスしたい」「冷えたフローリングがつらい」といったときにはお勧めの靴下だという。
その日の夜、さっそく「あったかソックス」をはいて寝た。なるほど。足元の冷えを感じずに目が覚めた。
実はその日の前の晩、今季初めて湯たんぽを使った。2日目は「あったかソックス」をはいたので、湯たんぽは休んだ。しばらくは湯たんぽなしでいけそうだ。
私は末端の血流が悪い。子どものころから「手足が冷たい」といわれてきた。秋の終わりになると、手足の冷えを自覚する。
で、朝起きるとヒーターをかけ、部屋が暖まったら石油ストーブに切り替える。下着は長袖、そして下ズボンをはき、散歩には手袋とマフラーをして出かける。
後期高齢者は早めの防寒対策が必要――そう思っている人間には、「あったかソックス」は願ってもない景品だった。
区長仲間が解説にあるイラストを見て、「昔はやったルーズソックスだね」という。そういうはき方もOKらしい。
去年(2024年)夏、短期入院で「左心耳閉鎖」術を受けたとき、「弾性ストッキング」(ハイソックス)をはいた(はかされた)。
術後はベッドでじっとしていないといけない。人によっては下肢の静脈血やリンパ液の鬱滞(うったい)が起きるらしい。それを軽減・予防する靴下ということだった。
その経験があるので、夜だけでなく日中も「あったかソックス」を使ってみた=写真。とりあえず2日間使い続けて、日中は普通の靴下で過ごし、夜寝るときだけ、「あったかソックス」にはき替えることにした。
次は手か。手首を温めるバンドでもあれば、それを試してみたい。
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