2009年11月24日火曜日

アニメとタイル画


同級生と一緒に北欧を旅行したときに、「日本」を感じたのが二つある。テレビのアニメとホテルのバスルームのタイル画だ。

私を含めて6人(夫人1人を加えて7人)、還暦を過ぎたせいもあるが、すっかり早起きになった。5泊7日の北欧滞在中(に限らず、日本のそれぞれの暮らしの中でもそうだろうが)、早朝に目覚めると、ホテルを出てジョギングに行く者、ウオーキングに行く者、たばこを吸いに行く者と、部屋にじっとしている者は少なかった。

私は朝食の時間まで、ホテルの部屋の窓から外を眺めたり、テレビを見たりして過ごした。テレビは現地の言葉でやっているから、当然、意味が分からない。日曜日の早朝、漫然とテレビを見ていたら、アニメになった。どうも日本の作品くさい。エンディングのスタッフ名(英語)を見て、文字通り日本のアニメ作品と分かった。

あとで調べたら、テレビ東京系の対戦ゲーム型アニメ「爆丸(バクガン)」だった。このアニメは北米大陸でも大人気らしい。

泊まったところは首都ないし古都のホテル。古い外観と違って内部は極めて近代的だ。ベルゲン(ノルウェー)のホテルでは、バスルームのタイルがところどころ「日本画」で飾られていた。近景はススキ(あるいはヨシだったか)、中景は池と小島、遠景は山並みと少し雲がかかった満月。

タイルの「日本画」を写真に撮ったが、どうもはっきり写っていない。しかたない、スウェーデンでスケッチした6階建ての建物と合わせて、ホテル備え付けのメモ用紙にえがいたタイルの「日本画」をお見せしましょう=写真。稚拙で恥ずかしいが、雰囲気だけは分かってもらえると思う。

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