立冬から一週間が過ぎた。寒さはこれからが本番だというのに、近所の庭にあるヤブツバキが早くも開花した。別の家の庭ではサザンカが咲いている。国道6号の常磐バイパス終点、「草野の森」のカンツバキも咲き出した。サザンカの季節にヤブツバキが花を咲かせるなんて、ちと気が早いのではないか。
ヤブツバキは、小名浜測候所(現在は無人)の統計では1月17日が開花の平年値だ。いわきでは早春の花だが、開花時期がどんどん早まっている。暖冬続きで冬の花になってきた。いや、いわきの極寒期がゆるくなって、房総あたりと同じような冬咲きになったということか。
四季咲き桜も咲いている。夏井川の堤防から200メートルほど離れたところに旧家の屋根が見える。その一軒、旧知のTさんの家の庭に四季咲き桜が2本ある。堤防からもピンクの花が見える。先日、散歩の途中に立ち寄り、パチリとやった=
写真。そろそろ終わりだろう。
すぐそばには何棟か大きなハウスがあって、鉢物のシクラメンが色鮮やかに咲き誇っている。堤防から見ると、四季咲き桜の旧家の前にハウスが広がる。ハウスの内部にピンク系の明るい色が幾筋も見える。冬が近づいたことを告げる色でもある。
師走に入ると、クリスマスに向けて鮮やかなシクラメンの花が出荷される。そんな時期が迫っている。お付き合いいただいたドクターの命日がきたので、シクラメンの鉢を選んで仏前に供えた。
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