2013年7月2日火曜日

猫とマタタビ

夏井川渓谷からマタタビの葉を持ち帰った。「猫にまたたび」で、部屋に葉を置けばゴロニャン、となるはずが、そっぽを向いている=写真。もう1匹もクンクンにおいをかいだあと、やはりそっぽを向いて歩きだした。のどを鳴らして身をよじるものもあれば、まったく興味を示さないものもある、ということだろう。これではただの「猫とマタタビ」だ。

いわき地域学會の市民講座が7月20日に開かれる。日曜日(6月30日)に案内のはがきを投函した。いわき市文化センターが会場だ。その文化センターから電話が入った。「あて名のないはがきが10枚届いています、あずかっておきますから」「!!!」

はがきが2枚重なっているのに気づかず、あて名シールを張った。それが10回あったということだ。指先の感覚が鈍ってきたか。シールはすべて張ったから、案内に漏れはない。10枚よけいに刷ったことになる。

それより、なぜ文化センターか? はがきに「いわき地域学會」の名前はあっても、差出人としての住所はない。省略してしまった。で、公知の「いわき市文化センター」に郵便屋さんが託した、ということなのだろう。どちらにも迷惑をかけた。すみません。

文化センターへ行った帰りに、イトーヨーカドー平店2階にある交流スペース「ぶらっと」へ寄った。「ぶらっと」はシャプラニール=市民による海外協力の会が運営している。「ステナイ生活」の一環で書き損じはがきを集めている。

書き損じはがき10枚で、バングラデシュでは家事使用人として働く少女のための読み書きの授業を1回開催することができる、という。せめてそちらで生かしてもらうことにした。

そのときの雑談。「今度、いわきに美空ひばりが来るんですよね」「???」。すてきなジョークだなと思っていたら、本人が訂正した。「天童よしみでした」。笑いが爆発した。天童よしみは美空ひばりにあこがれて歌手になった。そのいきさつを知っていて、頭では「天童よしみ」を思い浮かべながら、口ではつい「美空ひばり」と言ってしまったのだろう。

いいな、こういう頓珍漢は――ほぐれた頭に、あるカレンダーが思い浮かんだ。今年1月から6月までの半年カレンダーで、わが家のトイレに張ってあった。最後の最後になって「6月25日」が2回続いているのに気づいた。世にも珍しいミスプリだ。コレクションに取っておけばよかったかな。

1 件のコメント:

issay matsu さんのコメント...

美空ひばりの歌碑が塩屋崎ができた時は私も
地元の誇りと思い、何回も行きました。
私も上手さから天童よしみがピカイチだと
思います。同感です。