京都2日目の日曜日(7月14日)午後、夜の定期観光バスに乗る前、京都タワーからの展望を楽しんだ=写真。手前に龍谷大学饗都ホール、奥に新幹線が見える。洛南を“スコール”が襲っている。京都は北と東西が山、南が平地の、いわゆる「蔵風得水」の地であることを実感した。
タワーは京都駅の近くにある。参院選さなか。駅前で共産党の志位委員長が街頭演説をしていた。テレビでよく見る政治家が目の前にいる。歩道と広場をびっしり人が埋めている。京都へ着いて初めて祇園祭開催中と知って驚き、志位さんの演説を聴く人垣に出合ってまた驚いた。旅の余禄である。
京都・奈良の旅から帰って、期日前投票をした。共同通信とNHKのアルバイト女性が待ち受けていた。いわゆる「出口調査」だ。投票を終えたばかり、ということもあるのだろう。物腰のやわらかさについ足を止め、アンケート用紙を受け取って該当する項目にマルをつけた。
車の運転にはアクセルとブレーキのあんばいが大事だが、結果は自民圧勝に終わった。ブレーキを願う無党派層のなかに、「反自民・非民主」の思いが渦巻いていたのだろう。共産党にその渦が向かった、ということは、京都での人垣からも想像できる。
定員2人の京都選挙区では、新人の女性候補(福島県西会津町出身だとか)が当選した。2人目の当落線上にいたからこその、志位委員長の街頭演説だったか。
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