2013年7月1日月曜日

半年が終わった

6月9日に三春ネギの苗を植え、23日に採種用のネギ坊主を刈り取り、分櫱(ぶんげつ)した苗の定植をした=写真。いつもの年より少し遅い。糠床もきのう(6月30日)、ようやく開封し、食塩のふとんをはがして捨て漬けをした。例年よりほぼ2カ月遅れの再開となった。

師走に体調を崩し、3月までわが家にこもっていた。4月には2年間先延ばしにしてもらっていた「行政嘱託員兼区長」になった。その仕事と、体の調子と、天気の関係から週末の畑仕事も、大型連休明けの糠床再開も棚上げのままにしてきた。

わが行政区では、区長(行政嘱託員)が10日サイクルで市から届く回覧物を班(隣組)ごとに振り分け、区の役員さんに届ける。役員さんは区長も含めて、担当する班の班長さんにその回覧物を届ける――という仕組みになっている。合間に、「当て職」に伴う各種団体の役員会・理事会・総会が続く。

4~7月には1週間サイクルの仕事が入る。ブログは、体調をくずす前までは1日サイクルだった。これに、1カ月サイクル、3カ月サイクルの書き物と、いわき地域学會の行事が加わる。それらを調整しながらの3カ月だった。

いまだにリズムがつかめない。戸惑いも多い。やることがいっぱいあって、現役のころよりかえって忙しい。夜、「あした、すること」をメモして寝るのが日課になった。その見返りは、地域の人とじかに顔を合わせるようになったこと、地域の実情がより深く理解できるようになったことだ。


「毎日が日曜日、何もすることがない」と嘆くひまがないのはいいが、時間をやりくりしないと手遅れになるものがある。三春ネギの定植・採種、糠床の再開。2013年の前半が終わるぎりぎりになって、やっと“宿題”を終えることができた。そのことに今はホッとしている。

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