2011年6月26日日曜日
ピュア・ヴォイス
NHKの朝ドラを見たあと、流れで「あさイチ」をかけていたら、“特選エンタ”のコーナーにアイルランドの女性グループ4人がVTRゲストとして登場した。ナビゲーターのグッチ三宅がインタビューをした。アイリッシュミュージックを聴いている割には、歌手やコーラスグループの情報にうとい。「ケルティック・ウーマン」というグループだった。
早速、いわき駅前再開発ビル「ラトブ」内のいわき総合図書館にかけつけ、CDを探す。二つあった=写真。両方を借りる。車のなかで、家でかけ続けている。
アイリッシュミュージックには、とにかく澄んだ歌声を聴かせる「ピュア・ヴォイス」の系譜がある。エンヤがそう。「ソング・フォー・アイルランド」のメアリー・ブラックがそう。ケルティック・ウーマンはそれをグループで聴かせる。
アイルランドは、エンヤを知ってから興味をもった。詩と音楽の島ではないか。そこに、21世紀に入ってから、女性のコーラスグループができた。
デビューアルバムでは、エンヤの「オリノコ・フロウ」をカバーしている。「ダニー・ボーイ」も歌っている。2作目のアルバムでは「虹の彼方に」も、「スカボロー・フェア」も入っている。「私を泣かせてください」がいい。ポップを超えたポップ、それが「ピュア・ヴォイス」と言われるゆえんなのだろう。
エンヤは、上のせがれに教えられた。アイリッシュミュージックのさまざまな女性歌手については、NGOのシャプラニールのスタッフに教えられた。彼女からカセットテープが贈られてきて、ずっと聴いていた時期がある。シンニード・オコナーもそのとき知った。
そのスタッフに(もう結婚して引退している)、この前、東京で開かれたシャプラニールの総会後の懇親会で会った。3人の母親になっていた。カセットテープの話をしたが、反応がない。忘れてしまったか。それはともかく、アイリッシュミュージックにはすんなり入っていけるのが、不思議といえば不思議だ。
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