2011年10月18日火曜日
横転事故
いわき市内の国道6号で重大事故が発生しやすいところは、と言ったら、真っ先に平中神谷地内が挙げられるのではないだろうか。
片側2車線の直線道路だから、飛ばしやすい。通行量も多い。中神谷近辺には、車にはねられて死亡した歩行者が少なくない。4車線の道路を横断するには時間がかかる。車はすっとんでくる。で、車にやられる。やられる、としかいいようがない。ほとんどお年寄りが犠牲になっている。
きのう(10月17日)夕方の帰宅ラッシュが始まった5時半前、知り合いから電話がかかってきた。「(中神谷の)中華料理店の前の国道6号で車がひっくり返っている」。仕事で出かけた帰りに現場を通ったのだろう。様子を見に行った。
近所の人の話に、ぶつかってひっくり返った車の状況を重ねると――。平市街地へ向かう上り線沿いの事業所付近から四倉方面へ進む下り線に向かって出てきた車に、内側の追い越し車線を直進してきた車が側面衝突をし、事業所付近から出てきた車がはずみでひっくり返ったということらしい=写真。さいわいけが人はいなかった。
事故現場は国道6号の常磐バイパス終点付近だ。平方面に向かう車が合流するところで、ときどき四倉方面へ向かう車が間違って降りてきて、いきなり上り線を横断する様子が目撃されるという。
年を重ねるとともに視力が衰え、判断力が鈍る。安全な距離感が狭くなっている。「信号のないところでは横断しないで」。このごろ、助手席から厳しい声が飛ぶ。そんなことと、今度の事故は関係がなかったか。
当事者と思われる熟年男性と若い女性が警察官と話していた。横転したのは男性の車らしい。もしかしてバイパスを下りてきた? 見通しがいいのに、車に歩行者がはねられる、車と車がぶつかる――要注意区間が中神谷だということをあらためて胸に刻む。
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