2011年10月8日土曜日
交流スペース、あす開所
東日本大震災の被災者のための交流スペースがあす(10月9日)、いわき駅前再開発ビル「ラトブ」2階にオープンする。NGOの「シャプラニール=市民による海外協力の会」が行政や社協、地元NPOなどの協力を得て運営する。
ラトブ2階の南側はハニーズその他、10代、20代の女性、あるいは若い男性のファッションをあつかう店が集まっている。色でいえばピンク系のゾーン。
その一角に交流スペースが設けられた。場違いの空間に迷い出たというおもはゆさはあるが、シャプラに関係しているので、毎日カミサンと様子を見に行く。おとといから、東京本部のスタッフ2人が手伝いに入った。一日ごとにそれらしい空間になっていく=写真。
このスペースは①生活情報・支援情報・イベント情報の提供の場②友達とのおしゃべりの場③編み物・刺繍などの教室、ミニ講演会などの開催の場④困っている人の相談の場――として活用される。
9日には、午後1時からオープニング記念イベントが開かれる。シャプラのスタッフがあいさつし、市と被災者代表があいさつしたあと、パントマイム(のん☆ぴーさん)と風船アート体験が行われる。
翌10日にも、午後1時半から落語(古扇亭唐変木さん)、ミニブーケづくり(宮内真佐子さん)が行われる。その後もデッサンその他の教室が開催される予定になっている。
シャプラのスタッフを身近に見て思うのは、被災者のニーズに合わせて支援の中身を変えていく柔軟性と創造性、つまりは“実現力“の高さだ。交流スペースもそこから生まれた。
実現力の高さは各種教室の企画・開催にも言える。私らが旧知の人間を紹介すると、すぐ連絡を取って話をまとめる。感心するほど仕事が早い。きょうは仕上げの日。夕方にはカミサンの運転手として様子を見に行く。
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