日曜日(10月23日)に川前町のブドウ園を訪ねたら、近くの川前公民館でマチの子どもたちがブドウのジャムづくりをしていると教えらえた。公民館をのぞくと、知人がいた。知人に用があって訪ねたものの、留守。で、空振りで戻るのもなんだから、ブドウ園に寄ったのだった。
あとで川前町商工会のHPをのぞくと――。小学4~6年生を対象に「ぶどう狩り・飾り炭体験」の参加者を募集した。
ブドウ園でブドウ狩りをしたあと、ブドウジャムとブドウジュースをつくる。パンも自分たちでつくり、ドラム缶オーブンで焼いて食べる。昼食後は同じドラム缶で松ぼっくりやドングリなどの飾り炭をつくる、つまり炭焼きを体験する。参加費無料でそんなメニューが用意されていた。
いわきの里川前ふるさと体験交流委員会が主催し、同商工会が後援した。川前の交流人口を増やすのが目的で、知人はその中心メンバーだ。放射線量を測定し、公表したうえで、教育委員会を通じて参加者を募集し、事業を実施したという。
私らが行ったのは昼前。子どもたちはジャムとパンづくりに奮闘していた=
写真。子どもたちからは平の小学校の名前が次々と上がる。わが地域の小学校からも、いかにも元気そうな3人組が参加していた。
いわきは広い。バスでやって来た子どもたちは、マチとは異なる夏井川渓谷の秋と静かな山里のたたずまいのなかで、共につくり、味わい、楽しんだことだろう。ストレスも少しは減ったことだろう。
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