2008年10月13日月曜日

いわき地球市民フェスティバル


きょう(10月13日)午前10時から夕方近くまで、小名浜港・アクアマリンパークで「第8回いわき地球市民フェスティバル」が開かれる。

カミサンが関係しているシャプラニールいわき連絡会も参加する。で、前日の準備、当日早朝の荷物搬入に駆り出されるのが恒例になった。きのうも午後から、小名浜への運転手とテーブル・いす・パネル・支柱搬入の力仕事に加わった。そうしないと、すぐ口から火を噴くマシンガンでハチの巣にされる。

「シャプラニール=市民による海外協力の会」は、創立が1972(昭和47)年。会報によると、草の根の立場で海外協力を実践している民間団体(NGO)で、バングラデシュ、ネパール、インドで農村開発やストリートチルドレン支援など、当事者主体を原則にして活動している。

草創期のリーダーがいわき出身のわが友人だったので、彼が組織を離れたあともシャプラニールと関係を保っている。

現地の女性が生活向上のために作った手工芸品を輸入・販売し、彼女たちの仕事づくりに協力する先端(末端ではない)が日本列島に点在している。わが家でも、カミサンが手工芸品を置いて気に入った人に買ってもらっている。

フェスティバルは、改装なった「さんかく倉庫」の「小名浜潮目交流館」と外を使って、今年初めて屋内外で行われる。

きのう、館内で行われていたイベントの終了を待って、パネルと支柱によるブースづくりをした。屋外では「遠野町物産展」とフリーマーケットが行われていて、結構なにぎわいだった。

夕日が山の端に近づくころ、予定していたテント張りのための準備などは、同時開催の「エコポイントフェスティバル」との関連もあって、当日早朝に――ということになった。

解散したのは午後5時。胸騒ぎするような夕焼けになった。夕日の沈む山はどこだ。湯の岳はずっと右側にある。勿来・田人方面の仏具山か明神山か。雲が切れて水色の空も見える。一緒にいたボランティアの19歳の少年が思わず手を合わせた。

そのあとみんなと分かれ、夫婦で駐車場へ戻ると、赤々と燃えている空に「光背」が走った=写真。ケータイで写真を撮る人があちこちにいた。同じような感動にふるえていたのだろう。西方浄土を体現する阿弥陀仏はこれか、と思った。

一夜明けて今、朝の5時すぎ。7時半集合というから、7時前には車に荷物を積んで出発しなくてはならない。

0 件のコメント: