きのう(10月5日)、いわき市三和町の雨降山(地元では「テンキチョウ」という)で、いわきキノコ同好会の観察会が行われた。9月21日の朝日山(田人)に続く今年2回目の山入りである。
標高770メートル。山頂付近の雑木林に入ったが、わが「小隊」は、これぞといったキノコにはお目にかかれなかった。「コウタケを採ったところがある」。リーダーが必死になって記憶を探った。が、結局は分からずじまい。
キノコの食・毒を知って知識を深めるのが観察会の目的である。そして、オオスズメバチに遭遇したときの対処法も。「ハチが飛んでいても、手で払ったりしないで。そんなことをしたら攻撃されるから、静かにその場を離れるように」。入山前に会長が注意を促した。
道端に、イノシシがミミズを探してラッセルした跡はあったが、スズメバチには幸い遭遇せずに済んだ。
三和ふれあい館が集合・昼食・鑑定会場になった。採集終了時間は11時半だが、おおむね上がるのが早かった。キノコが少なかったのだ。
私が採集したキノコはミヤマタマゴタケ(猛毒)=写真、クサウラベニタケ(毒)、その他。ほかの人も似たり寄ったりで、さながら「毒キノコ観察会」である。食べたらいちころで死ぬ猛毒菌はミヤマタマゴタケのほかにシロタマゴタケがあった。
キノコ採集の目安は毒キノコ。毒キノコも生えないよう場所には食菌も生えない。毒キノコしかないということは、すでにベテランが食菌を採りつくしたことを意味する。20人前後の参加者がいて採集した食菌はウラベニホテイシメジ(大)、コウタケ(小)、ハタケシメジなど数えるほどだった。「落ち穂拾い」のようなものである。
三和へは夏井川渓谷の無量庵から出かけた。川前から差塩(さいそ)経由で山を超えればすぐだが、去年の大雨で土砂崩れが起き、いまだに全面通行止めになっている。夏井川沿いの道を小野町の夏井までさかのぼり、そこから再びいわき市へ入ってぎりぎりの時間に集合場所へ着いた。
帰りは逆ルート。収穫なしで無量庵へ着く。が、なんとも面白くない。すぐ裏山へ入った。早朝から車が止まっていて、何人もキノコ採りの人間が入っているところだ。落ち穂拾い覚悟で急斜面を登り、「わがシロ」へ行ったら、アミタケが出始めたばかりだった。採集時間はせいぜい5分。それで裏山を下りた。やはり「ヒマラヤよりウラヤマ」(辻まこと)である。
標高770メートル。山頂付近の雑木林に入ったが、わが「小隊」は、これぞといったキノコにはお目にかかれなかった。「コウタケを採ったところがある」。リーダーが必死になって記憶を探った。が、結局は分からずじまい。
キノコの食・毒を知って知識を深めるのが観察会の目的である。そして、オオスズメバチに遭遇したときの対処法も。「ハチが飛んでいても、手で払ったりしないで。そんなことをしたら攻撃されるから、静かにその場を離れるように」。入山前に会長が注意を促した。
道端に、イノシシがミミズを探してラッセルした跡はあったが、スズメバチには幸い遭遇せずに済んだ。
三和ふれあい館が集合・昼食・鑑定会場になった。採集終了時間は11時半だが、おおむね上がるのが早かった。キノコが少なかったのだ。
私が採集したキノコはミヤマタマゴタケ(猛毒)=写真、クサウラベニタケ(毒)、その他。ほかの人も似たり寄ったりで、さながら「毒キノコ観察会」である。食べたらいちころで死ぬ猛毒菌はミヤマタマゴタケのほかにシロタマゴタケがあった。
キノコ採集の目安は毒キノコ。毒キノコも生えないよう場所には食菌も生えない。毒キノコしかないということは、すでにベテランが食菌を採りつくしたことを意味する。20人前後の参加者がいて採集した食菌はウラベニホテイシメジ(大)、コウタケ(小)、ハタケシメジなど数えるほどだった。「落ち穂拾い」のようなものである。
三和へは夏井川渓谷の無量庵から出かけた。川前から差塩(さいそ)経由で山を超えればすぐだが、去年の大雨で土砂崩れが起き、いまだに全面通行止めになっている。夏井川沿いの道を小野町の夏井までさかのぼり、そこから再びいわき市へ入ってぎりぎりの時間に集合場所へ着いた。
帰りは逆ルート。収穫なしで無量庵へ着く。が、なんとも面白くない。すぐ裏山へ入った。早朝から車が止まっていて、何人もキノコ採りの人間が入っているところだ。落ち穂拾い覚悟で急斜面を登り、「わがシロ」へ行ったら、アミタケが出始めたばかりだった。採集時間はせいぜい5分。それで裏山を下りた。やはり「ヒマラヤよりウラヤマ」(辻まこと)である。
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