2008年10月12日日曜日

ナラタケ大量採取


きのう(10月11日)の続き。いわき市民がよく訪れる平の里山へキノコ採りに入った。前の日と違って、お目当てのウラベニホテイシメジは採れなかったが、ナラタケが大量に採れた。2日続けての採取である。

お年寄りが1人で、集団で林内に入っていた。こりゃだめだ。さっさとあきらめて斜面のやぶから遊歩道へ出たら、沢の倒木にびっしりキノコが生えていた=写真。よく見るとナラタケだ。が、これもウラベニホテイシメジ同様、十年以上採っていない。

まずは1本1本、裏返してひだが虫に食われていないかどうかを確かめる。たちまちかごにいっぱいになった。間違いなくナラタケだが、万一ということがある。図鑑より体で確認する方が早い。下痢したら、そのときは廃棄処分だ。

そうして前日に採ったもの、次の日に採ったものと、2日間、ゆでて大根のおろしあえにした。腹痛にも、下痢にもならない。毒見の結果、ナラタケであることを確かめた。

ナラタケも食べ過ぎると下痢をすることがある。たぶん柄をつけたまま食べるからだろう。柄は黒ずんだところが硬くなっている。その部分は折って捨てる。そうすると、たくさん食べても下痢にはならない。体験的にいえることではある。

ナラタケと分かった以上はゆでて冷凍保存をする。人寄せしたときにキノコ汁にするのだ。相当の量を確保したから、あとはアミタケ、アカモミタケ、ウスヒラタケ、その他と種類を稼いで雑多なキノコ汁にできるかどうか、だ。

キノコは大量に採れたからといって、なかなか人にやれるものではない。嫌いな人がいるし、万一体調が悪いところへ食べておかしくなった、などといわれても責任の取りようがないからだ。で、つい採れた自慢ばかりになってしまう。

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