ある集まりで作家の吉原公一郎さん(いわき市平出身)と一緒になり、吉原さんから最初の単行本『松川事件の真犯人』の文庫版(祥伝社文庫)をちょうだいした。同じ日、学校の後輩が企画・編集した『わたしの幸福ノート2009年版』(飛鳥新社編集部・編)がメール便で届いた=写真。
『松川事件の真犯人』のカバーには「昭和二四年八月一七日午前三時、福島県松川町の東北本線で列車が転覆し機関士ら三人が死亡した『松川事件』。戦後三大謀略事件の一つである。偽(にせ)の自白、証拠の捏造(ねつぞう)と隠滅(いんめつ)、でっち上げだらけの捜査、消された目撃者、諜報機関員、謎の米兵……。平成の今こそ読まれるべき迫真のドキュメント」とある。
『わたしの幸福ノート』は「365日、書くだけでハッピーになれる本!」だそうだ。①今のままでいいの?このノートに書けば、新しい「わたし」が見つかります②毎日、書き続けていると、「わたしの幸福」のリズムが、つかめます③こうすれば幸福になれます、四季の暮らしのアイデア&レシピつき――。
吉原さんの本はルポルタージュながら、推理小説のような謎解きの味わいがある。それに、知人の父親が松川事件の捜査員だったと、昔、聞いたことがあるので、それも頭に入れてじっくり謎解きを楽しもうと思っている。
『わたしの幸福ノート』は一言でいえば、かなり独創的な手帳兼日記帳だ。一例が「今日の気分」を記号で表すコーナー。「◎…とっても元気」「○…まあまあ」「□…ほどほどに、普通」「△…ちょっと……」「×…う~ん、ダメ!」。記号だけで物足りなくなったら、右側の方眼紙のメモ欄に書き込む。「書く」ことに親しんでほしい、という願いが込められている。
後輩は学生のころ、ささいな事柄でもAとBはこんなに違うといったことを、例を挙げて説明する癖があった。この本(日記帳)のきめの細かさは、まさに彼の本領発揮といったところだ。企画会議でアイデアを披露したとき、どのくらいの人間が本の中身をイメージできただろうか。
『松川事件の真犯人』のカバーには「昭和二四年八月一七日午前三時、福島県松川町の東北本線で列車が転覆し機関士ら三人が死亡した『松川事件』。戦後三大謀略事件の一つである。偽(にせ)の自白、証拠の捏造(ねつぞう)と隠滅(いんめつ)、でっち上げだらけの捜査、消された目撃者、諜報機関員、謎の米兵……。平成の今こそ読まれるべき迫真のドキュメント」とある。
『わたしの幸福ノート』は「365日、書くだけでハッピーになれる本!」だそうだ。①今のままでいいの?このノートに書けば、新しい「わたし」が見つかります②毎日、書き続けていると、「わたしの幸福」のリズムが、つかめます③こうすれば幸福になれます、四季の暮らしのアイデア&レシピつき――。
吉原さんの本はルポルタージュながら、推理小説のような謎解きの味わいがある。それに、知人の父親が松川事件の捜査員だったと、昔、聞いたことがあるので、それも頭に入れてじっくり謎解きを楽しもうと思っている。
『わたしの幸福ノート』は一言でいえば、かなり独創的な手帳兼日記帳だ。一例が「今日の気分」を記号で表すコーナー。「◎…とっても元気」「○…まあまあ」「□…ほどほどに、普通」「△…ちょっと……」「×…う~ん、ダメ!」。記号だけで物足りなくなったら、右側の方眼紙のメモ欄に書き込む。「書く」ことに親しんでほしい、という願いが込められている。
後輩は学生のころ、ささいな事柄でもAとBはこんなに違うといったことを、例を挙げて説明する癖があった。この本(日記帳)のきめの細かさは、まさに彼の本領発揮といったところだ。企画会議でアイデアを披露したとき、どのくらいの人間が本の中身をイメージできただろうか。
ともかくもアイデアをいっぱい駆使してできた本であることには間違いない。面白そうだから、後輩の企みに乗って日記帳として使ってみようかと思う。
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