2008年10月27日月曜日

三春ネギ、芽を出す


夏井川渓谷(いわき市小川町上小川字牛小川)の無量庵の前に広がる林は、ツツジ系とヤマザクラ系の葉が赤みを増してきた。十数年前には見られなかったセイタカアワダチソウの黄色い花も岸辺の空き地に散見される。10月24日の雨と風で葉も相当落ちたらしい。木の枝がよく見える。

先週の日曜日(10月19日)には、人に頼んで刈ってもらった庭の草を堆肥わくにぶち込んだ。庭がきれいになったと思ったのも、つかの間。土曜日(10月25日)に来てみれば落ち葉が散乱している。仕方がない。風に掃除をまかせるしかない(ほっとくしかない)。

菜園に入って、白菜の虫捕りをする。無量庵へやって来たら、真っ先にとりかかる仕事だ。5~6匹は必ずいる。点々のフンを目安に葉を開き、葉裏をのぞいて虫を探す。アオムシ、ハスモンヨトウ。翌日、見るとまたいる。

そして、肝心の三春ネギ。10月の連休に種をまいた三春ネギが芽を出していた=写真。かれこれ2週間が過ぎて、10センチ近い背丈になった。先週の日曜日は地面からかすかに緑色がのぞいている程度だったので、この1週間でグンと芽が伸びたことになる。

先端に黒い種の殻を付けているものもある。ヘアピンのように二つに折れ曲がった芽が、やがてピンと一本の針になる。そんな感じでネギは芽を伸ばす。芽が出れば、まずは一安心だ。

越冬対策としてはもみ殻をまいてやるとか、周りに刈り草で壁をつくってやるとかすればいいのだろうが、今年は寒冷紗をかぶせるつもりでいる。無事冬を越したなと思っても、春先、ネキリムシにやられて苗が目減りする。

もう幼虫が地中に忍び込んでいるかもしれない。が、防寒・防虫の意味を込めて試してみることにした。なんでもやってみることだ。

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