2010年2月7日日曜日

三和の漬物


ある40人余の集まりで、出席者全員が袋に入ったいわき市三和町の漬物と、できたばかりの凍みもちをお土産にいただいた=写真

去年暮れ、三和町下三坂の専業農家で「柏の里」を運営している永山シゲヨさんが、友達の家を訪ねる途中だと言って、わが家に白菜キムチと柏餅、採りたての白菜2玉を置いていった。白菜はすぐ漬け込んだ。食べると甘かった。冬の寒さが白菜の糖度を増す。「地場の白菜は三和に限る」と思った。

今回の集まりのお土産は、そのシゲヨさんが(たぶん頼まれて)持参したものだった。袋に入っていたのは、漬物が白菜キムチ・大根の塩漬け・ヤーコンの酢漬けの三つ。それに、できあがったばかりの凍みもちが3つ、

ほかに持参した永山家の白菜漬け、タクワンが酒席を回り、お膳に追加された。甘くてやわらかかった。タクワンは、昔はパリパリしたものがよかったが、今はやわらかい方が好ましい。やわらかければやわらかいほどいい。「オコウコ」が大好きでも、歯によくないから食べない、というお年寄りもこれならOK、そんなやわらかさだ。

シゲヨサンと少し話をした。白菜の糖度の高さを言うと、「白菜も大根も、これからもっと甘くなります」とうなずく。そのとき、寒冷地だから自然に甘くなるけど、それだけではありません、甘くする努力をしているのですよ――表情がそう言っていた。

自慢の白菜、そして大根、ヤーコン。冬はそれを漬物に加工して付加価値を高める。一年を通して柏もちをつくり、農作業にいそしみ、農家レストランを営む。忙しくて、楽しくてたまらないといった笑顔のかわいい人だ。

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