2008年4月24日木曜日

わが家の「特異週」


10月10日は雨の降らない「特異日」。それで、東京オリンピックの開会式が10月10日に開かれた。同じように明と暗が交錯する「特異日」がある。正確には「特異週」というべきか。私が実感するのは4月16~22日の1週間だ。

次男が4月16日に生まれ、カミサンの父親が何年か前の同じ日に死んだ。そして先日、若い友人から電話があった。「娘が生まれました」。誕生日は4月16日だという。

翌4月17日は、私の生まれ育った田村郡常葉町(現田村市常葉町)が昭和31年、大火事に遭った日だ。私は小学校の2年生に進んだばかりだった。阿武隈高地にある常葉町のソメイヨシノは、例年だと4月末あたりが開花期。その年だけは、焼け残った小学校の校庭のソメイヨシノが4月18日に一気に花を咲かせた。桜もやけどするくらいに熱かったのだろう。

4月21日は2人いる擬似孫のうち、長女が誕生した日である。その妹は今年、小学校に入学した。翌4月22日には私の長男の息子、つまり男の孫が昨年、産声を上げた。

男の孫は10カ月になる前から歩き始めた=写真。で、長男のオジがおととい、4月22日の誕生日に「一升もち」をつくった。一升もちを背負っても孫は歩きとおしたのではないか。そんなことを想像しながら、4月22日の夜はわが家でグビッグビッとやった。

そして昨夜(4月23日)はカレー。擬似孫がやって来るときはいつもそうである。擬似孫たちの振る舞いを楽しみながら、またまたグビッグビッとやった。男の孫と、生まれたばかりのまだ見ぬ姫君を思いながら。

0 件のコメント: