夕方6時になると体が晩酌タイムを知らせる。飲み始めればデンと座ったまま動かない。ご飯でしめたあとはたいがいパソコンを開く。ふらふら近所のスナックへさまよいだすようなことはとんとなくなった。
日曜日(5月16日)の宵は、晩酌タイムをあとにずらして行政区の役員会へ出かけた。終わったのが8時ちょっと前。近所の集会所から帰る途中、西の夜空に三日月が見えた。三日月のすぐ上に明るく輝く星がある。いつもこうだったかなと首をかしげながらも、星と三日月の絶妙な組み合わせに見ほれた。
2階のテラスからカメラ撮影を試みたが、三脚なしでは何度シャッターを押しても手ブレをおこす。写真は断念した。星は金星だろうか。ちょうど星が三日月を釣り上げているような、あるいは逆に三日月からまっすぐつるが伸びて星の花が開いたような印象を受けた。
翌朝の新聞(福島民報)と夕刊(いわき民報)=
写真=で金星と月の大接近だったことを知る。特別の天体ショーだったのだ。
役員会に先立ち、6時半からPTAや地区体育協会の役員さんたちを加えた神谷地区球技大会の打ち合わせ会が開かれた。前日には小学校の運動会が開かれた。その日に打ち合わせ会というのでは、PTAの人たちに迷惑をかける。そういう配慮から日曜日の開催になったか。
おかげで役員会の終わる時間に大接近の時間がぴたりと重なった。僥倖(ぎょうこう)というほかない。
0 件のコメント:
コメントを投稿