最近、気に入った食べ物がある。ハヤトウリのみそ漬け=写真。いわき市三和町の直売所「ふれあい市場」で売っていた。
ハヤトウリの糠漬けは、もらって食べたことがある。つくったこともある。が、みそ漬けは初めてだ。細かく刻まれたハヤトウリをごはんにのせて口にしたときの、みその香ばしさ、ハヤトウリの味と歯ごたえ。舌が躍った。
ハヤトウリが生(な)るのは秋だから、糠漬けもみそ漬けも秋以降の食べ物ということになる。私は、ハヤトウリを栽培したことはない。インゲンやキュウリと同じく、ハヤトウリも旬がくると一気に生る。あちこちから「食べて」と届く。今までは糠漬けにすることしか頭になかった。
夫婦2人が食べるだけの家庭菜園の場合、キュウリの苗を4本も定植すると実が余ってしまう。そんなときには古漬けにする。塩漬けでも糠漬けでもいい。漬物床に寝かしておく。あとで古漬けを水につけて塩を抜き、刻んで食べるか、みそ床に漬けこむ。ハヤトウリのみそ漬けもそうしてつくるのだろうか。
ネットで検索すると、最初に出てくるのは簡単なやり方だ。塩水に10分ほどつけて水分を拭き取ったら、みそ床に入れる。これだけ。サラダ感覚のみそ漬けのような気がしないでもない。三和のみそ漬けは、キュウリと同じやり方でつくっているのではないか。
きょう(3月5日)は午後、いわき昔野菜のひとつ、小豆の「むすめきたか」を調査したいという首都圏の女性に会い、同野菜保存会の仲間と一緒に三和へ行く。「ふれあい市場」にも寄る。パック入りのハヤトウリのみそ漬けがあれば、まとめ買いをしよう。つくり方も聞いておこう。
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