毎月第2・第4火曜日に「いいのみんなの食堂」が開かれる。9月の第4火曜日、スタッフに加わっている知人から連絡があって、初めて出かけた。以来、月2回は「カミサンが夕食をつくらなくてもいい日」にして通っている。
11月の第2火曜日は昼、カミサンが「女子会」に参加するというので、マチへ送って行った。
終わって迎えに行くと、余った食べ物と、「通りで売っていたので買った」というサラダ白菜を持っていた。
「みんなの食堂」に行く時間(夕方4時過ぎ)になると、「行くの?」という。持ち帰った食べ物を含めて、おかずが余っている。
それを食べれば、カミサンは夕食をつくらないですむ。老夫婦2人だけでは、余ったおかずを食べるだけでも大変だ。ここは「みんなの食堂」へ行くのを休んでおかずを始末しなくては――となった。
するとほどなく、知人から電話が入った。「きょうは来ないの?」。行かない理由を説明する。「おかずが余って、それを食べちゃわないと」
11月の第4火曜日は、その2日前の日曜日にイベント兼ねて実施する、ともいう。「日曜日は刺し身なんだよ」。というわけで、11月は2回とも「みんなの食堂」へ行くのを休んだ。
そんな電話があったあとだけに、夜は少し厳粛な気分でおかずを食べた。おかずは女子会で出たてんぷら、ドレッシングをかけたサラダ白菜とキュウリ、前日からのおからの煮物、朝の残りの味噌汁=写真。
焼酎のつまみとしては余るほどだ。おかげで、いつもよりは少し焼酎の量も増やし、時間をかけて残さずに食べた。
サラダ白菜は初めてだった。定期的に届く特製のドレッシングがからみあって、いい味になっていた。レタスやキャベツよりサラダ白菜の方が私の口には合っているようだ。
このごろはどういうわけか晩酌のおかずが多い。先日量ったら、体重が増えていた。食べ過ぎの自覚があったので、「やっぱり」である。
11月をパスしたあとの、師走第2火曜日。「みんなの食堂」の日が近づいたある日。知人から「9日は『おにぎりと豚汁』くらいになる、それでもよかったらどうぞ」というメッセージが入った。
実は、食べる方は抑えてもいいかなと思っていたときだけに、喜んで出かけた。豚汁は、今まで口にしたことのない新感覚の味だった。
子どもたちのお母さんといえば、30~40代だろう。私らから見るとわが子よりは若い世代である。その若い世代がつくった豚汁だという。
カミサンが直接その女性においしかったことを伝えると、大喜びしていた。こういう交流も「みんなの食堂」ならでは、なのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿