2026年6月9日火曜日

クマ対策

                               
   5月24日は山田町。6月は、3日四倉町、4日荒田目(あっため=平)、5日にまた四倉町。そして今度は小川町の柴原だ。8日午前10時ごろ、画像から柴原にツキノワグマに現れたことが確認された。

二ツ箭山麓の柴腹も含めて、いずれもいわきの平野部といってよい。南だから、北だから、なんてことはもう言っていられない。どこにでも出る。そう覚悟した方がよさそうだ。 

平藤間の直売所へ野菜を買いに行くのに、必ず荒田目を通る。その荒田目の田んぼで朝、クマらしい動物(断定はされていない)が目撃された。

夏井川を軸にすれば、六十枚橋のこちら側(左岸)がわが家のある中神谷(平)~下神谷、橋を渡った対岸(右岸)が山崎(平)~荒田目だ。

夏井川はこの時期、田んぼに水を取られて中洲がいっぱいできている。クマは泳げるし、簡単に夏井川を横切ることができるだろう。神谷に現れても不思議ではない。

神谷の北東にある四倉でのクマ出現には驚いた。近い。それ以上に近いのが、すぐ対岸の目撃情報だ。

5日、直売所の行き帰りに荒田目を通った=写真上1。道路沿いに建物が密集し、周りを田畑が囲んでいる。近くに夏井小学校がある。

かすむようにして見えるのは閼伽井嶽~水石山だ。阿武隈の山々からは遠く離れた、どちらかというと海に近い集落である。

7日には神谷地区の球技大会が開かれた。朝7時、荷物を運ぶために公民館に行くと、玄関に紙が張ってあった=写真上2。「熊対策のため/手動です」。そばには同じ文字を記した立て看も。

公民館の玄関のドアは自動だから、クマが現れたらすぐ開いて、中に入られてしまう。それを防ぐためにドアの開閉を手動に切り替えた、というわけだ。

別のところでその話をすると、四倉にあるホームセンターもそうだという。「ドアの前に立っても開かない、おかしいなと思ったら、手動になっていた」

福島市の工場建物に入り込んだクマは、水道の蛇口をひねって水を飲み、窓のカギを開けて逃走した。クマは知能が高い。やはり注意喚起は必要だろう。

クマが生息していないのだから、クマに出合うことも、クマを恐れることもなかった。が、こう目撃情報が増えると、ヒトゴトではない。

球技大会は石森山の中腹にある昌平中学・高校のグラウンド(ソフトボール)と体育館(バレーボール)で行われた。周りは森である。ひょいと黒い生き物が現れないか。時折、そんな心配がよぎった。

四倉町のある店では、お客さんが鈴の音を鳴らしながら入店した。腰に「クマ鈴」を付けていたという。マチの中でも自衛が必要になったようだ。

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