2026年10月29日木曜日

今年はネギの種がない

                                
   10月10日に近い日曜日は、今年(2026年)は10月11日。10月10日前後の日曜日に三春ネギの種まきをするのだが……。

今年はその種がない。苗床をつくっても意味がない。この秋は、日曜日に夏井川渓谷の隠居へ行っても草むしりをするだけだった。

ネギに関しては「自産自消」を続けている。いわきの平地のネギと違って、三春ネギは秋まきだ。収穫するのも秋・冬、つまりは種まきから1年後である。

秋に発芽したネギ苗を越冬させて、晩春~初夏に定植する。それとは別に、うねで越冬したネギを何本か残し、形成されたネギ坊主を乾燥させて、秋にまく種を採る。

つまり、自産自消のサイクルは採種~保存~播種~定植~収穫と2年がかりだ。

昔はさらに月遅れ盆のころ、溝を斜めに切って植え直す「ヤトイ」をやって曲がりネギにした。今は浅く植えて高く土を寄せる。

長雨で地下水位が上がり、根腐れを起こしたことがある。曲がりネギにするのはそれを防ぐためだが、年を取ったので楽なやり方に切り替えた。

地元の住民も曲がりネギにはしない。まっすぐの三春ネギを栽培している。しかし、いつもこのサイクルとやり方が順調にいくとは限らない。

2020年秋には、冷蔵保存をしていた種が腐敗していたらしく発芽しなかった。乾燥剤を入れなかったのが原因だった。

急きょ、田村市の実家に頼んで、春にネギ苗を調達し、冬に食べながら何本か残して越冬させ、ネギ坊主を回収して種を採った。

その子孫維持に半分しくじって、今年は種取りができなかった。2年前(2024年)の秋、苗床をつくって種をまいたあと、手を抜いて苗の養生に失敗した。

育ちが悪く、2025年春に定植してもすぐ苗がとろけた。結局、この年は三春ネギを食べずに終わった。当然、ネギ坊主はなしだった。

問題は秋の種まきをどうするか、だった。幸い、冷蔵庫に2024年採取の種が小瓶に入って残っていた。

ネギの種は、冷蔵庫に入れておけば2年は持つ。去年は秋にこの種をまいて苗を育てた。

それが今、畳2枚分くらいのネギのうねと、1枚分くらいのネギの苗床として残っている=写真。

今年は去年の失敗にこりてちゃんと追肥をやり、土寄せをした。しっかり育っている。

が、前述のように秋にまく種がない。今、苗床に残っているネギをどうにか越冬させて、来年(2027年)のネギ苗として活用するしかない。

うねの方は引っこ抜いて食べながら、こちらも少し多めに残して、種採りと来年の定植用(もしかして分げつする可能性もある)に充てる。

そうやって、来春にネギ坊主が形成されるのを待つ。ネギ坊主ができれば、また2年サイクルの自産自消が復活する。種を確保するにはそうするしかない。

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